昨日,義父母がやってきて,1泊して今日帰っていった。
結婚後,義父母が我が家に来たのは初めてで,しかも決まったのが13日という慌しさである。
義父母が来たのだからテンヤモノというわけにもいかず,手料理でおもてなしした。
私の唯一自慢できる手料理。それは魚料理である。
魚が三枚におろせるだけで自慢できるこのご時勢は,私にとってはありがたい(私は左利きなので,魚をおろすとき魚の頭の部分が右になる。これには驚かれることが多い。)。
昨日は,イナダとキンメを買ってきたが,結局キンメ尽くしでおもてなしした。刺身,焼き魚,煮魚,味噌汁,全部キンメである。
イナダは,今後自分で食べよう。
今日は,息子のお説教を聴きに教会に出掛けた義父母。
息子がヘマをして恥をかかないか心配で,全然お説教の内容は覚えていないそうである。いつまでたっても親は親のようである。
ところで,義母は看護婦になりたかったそうである。
だが当時は,看護婦は高卒又は中卒後専門学校へというコースだった。
義母は成績がよかったので大学進学を勧められ,大学の文学部に進学した。
現在では,同級生などが,看護師として働いているのを見ると羨ましいと思うそうである。
隣の芝生は青く見えるものなんだなー。
昼前,洗濯して干してあった白衣を眺めていた義母に「着てみますか?」と言ったら,「ホントに着ていいの?」との答えだった。
役員用のラインが入ったキャップと白ストッキングまで着用した義母は「看護部長」の貫禄が漂っていた。
義母は,義父に写真撮影までおねだりしていたから,結構はまったようである。
義母のコスプレ,なかなかのものである。
その義母,私に「息子はあなたと知り合いになってから,急に強くなったんです。」と言っていた。
か弱い私を守るために,強くなったのだろう。