人気ブログランキング | 話題のタグを見る

墓石損壊

甲府市を中心とした山梨県内の寺社で昨年8月から、墓石や灯籠(とうろう)が相次いで倒される事件があり、甲府署は10日、同市中央、文具店経営今村潤二容疑者(67)(器物損壊容疑で逮捕)を器物損壊容疑で再逮捕した。
 墓石倒しは約5か月間で計約20か所、約350基が被害に遭っており、県警は関連を追及する。(毎日新聞)



 わざわざ,墓石を倒すために夜の墓地に行く。

 一通り倒して,何事もなかったかのように,自宅に帰っていったのだろうか。

 常人には,全く理解ができないことである。



 世の中には,いろいろなことをする人間がいるものである。

 墓地で野宿したことがある私がそういうのもなんだが,墓地というのは,夜よほどのことがなければ人が来ないのである。

 以前は,お供え目当てにホームレスなどが出入りしていたようだが,今ではお供え禁止となっているところも多く,夜中にホームレスが来ることも減ったのではないか。

 だから,野宿のときは結構熟睡できたのである。

 そして,水道があること,トイレがあること,雨風がしのげる小屋などがあること,芝生が生えているような場もあることなどから,野宿には墓地は悪くない(幽霊の存在を信じている方々にとっては,絶対に無理な場所だと思いますけどね。)。



 もちろん,寺院などが管理している墓地に野宿したりすると,建造物損壊罪に問われかねないから,公営墓地で野宿した。(念のため,翌朝は,墓地内の清掃等を行ってから,その場を後にしましたよ。結構水が腐っているお墓が多かったです。)



 野宿した翌朝,墓地を見たら墓石が何十個と倒されていたら,絶対に私たちが疑われたろうな。



 ちなみに,墓所に対して,公然と不敬な行為をした者は1年以下の懲役若しくは禁錮又は10万円以下の罰金だそうである(刑法188条1項)。

 今回のように夜中にこっそり墓石を破壊した場合は「公然と」との要件を満たさないのだろうか。

 今度旧居のほうにある旦那の持っている「刑法」の本を見てこよう。
by nonnbei871234 | 2007-02-10 23:29 | 時事
<< 建国記念 連れの者がいれば >>