残念ながら、日本ではヨーロッパに位置するオーストリアと南半球のオーストラリアが混同され続けております。
この問題に対し、大使館では過去の文献などを参照し検討を行った結果、Österreichの日本語表音表記を 「オーストリー」 と変更する旨、ご連絡差し上げます。
暫くの間はオーストリアとの併記が行われますが、徐々に「オーストリー」の名前は日本の皆様の間に浸透し、定着していくことと存じます。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2006年 10月 東京
(オーストリー大使館)
たしかに,オーストラリアとオーストリアは,よく間違えられる。
それでも,大使館が日本語の表記法を変えましょうと呼びかけているというのは,驚きである。
まあ,「オーストラリア」のほうを「オーストレイリア」と表記してくれと「オーストリー」のほうが言ったのでは,国際社会で角が立つのだろうか?
そのうち,「リベリア」は「シベリア」と間違えられやすくて,凍てつく凍土を連想させるから「リベーリア」に変えてくれとか言われるようになるのだろうか?
こうして,世界地図もいろいろ変わるものである。