旦那がお世話になっている方で,最年長の方が,今日お亡くなりになった。
明治38年生まれの101歳だった。
先週までお祈りに来てくれていた。
今日は体調が勝れないと,朝食を摂った後,床に就いた。ご家族が昼ごはんを届けに行ったところ,既に意識がなく,搬送先の病院で午後3時過ぎに天に召されたそうである。
その連絡を受け,旦那は出掛けていった。今日は戻らない予定である。
私も会って話をしたことがある。
「長寿の秘訣は笑うこと。」だとおっしゃって,本当に笑うのである。
「私が若い頃,私が笑うと『戦地で戦っている兵隊さんに失礼だ。』と殴られた。」「だから老いてから,若い頃の分まで笑うようにしている。」とおっしゃっていた。
「私が死んだら,泣くな。みんなで笑って棺を送り出してくれ。」というのが,この方の願いだ。
難しいお願いをされたものである。