昨日は午前中,ちょっと用事があったので,某駅までJRで行き,駅前で客待ちをしていたタクシーに乗った。
行き先を告げたところ,運転手は無言で出発。
私が携帯電話に目をやった隙に,その運転手は「2割り増し」ボタンを押した。私はその瞬間を見ていた。はっきりと料金メーターには「2割り増し」の表示がされていた。
目的地に着く直前に,私は携帯のカメラで料金メーターを撮影した。
静かな車内に撮影音が響き渡ったのだが,運転手は風景でも撮影したのだと思ったらしい。
目的地で,運転手は何食わぬ顔で,メーターに表示された1990円を私に請求してきた。
そのタクシーの料金メーター,支払いになると2割り増しの表示が消える仕組みになっている。
とりあえず,1990円を支払って,タクシーを降りた後いで,タクシーのナンバーを携帯で撮影した。
用事が済んだ後,領収書に書かれたタクシー会社に電話し,「午前10時に駅から乗ったタクシーで2割り増しの料金を請求された。そのメーターを写真に撮っているから,これから陸運局に行政処分を申し立てる。」と通知しておいた。
10分もしないうちに,タクシー会社から電話が入り,2割り増しで賃走していた事実を認めた上で,1000円を返金すると申し出があった。
これを職場の預金口座に振り込むという。
午後2時に記帳してきた経理担当から1000円の入金があった旨を確認したので,今回は行政処分の申し出を見送ることにした。
女だと思って甞めてんのか!ふざけんな。
結果的には,本来は1600円程度かかるところを990円で乗ったのだから,まあいいかという考えもあるだろう。
でも,こんな思いはしたくないものである。
ここ3年は,随分タクシーを利用するようになったが,最悪のタクシーであった。