八王子スーパー3人射殺、えん恨説浮上…時効まで4年
東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で、アルバイトの女子高生2人と女性従業員の計3人が射殺された事件は、30日で発生から丸11年を迎える。
警視庁八王子署特捜本部は、犯人はスーパーの売上金が目的だったとの見方を軸に捜査を進めてきたが、捜査を洗い直した結果、被害者に恨みを抱いた人物による犯行との疑いが浮上した。
特捜本部は、強盗とえん恨の両面で、改めて捜査を強化する方針を打ち出し、被害者周辺のトラブルなど、事件解決につながる手がかりの特定に全力を挙げている。
事件が発生したのは1995年7月30日夜。同店2階の事務室で、パート従業員の稲垣則子さん(当時47歳)と、アルバイトの高校2年生矢吹恵さん(同17歳)、同前田寛美さん(同16歳)が射殺された。稲垣さんの知人男性が同日午後9時15分ごろ、稲垣さんから車で迎えに来るよう電話で頼まれ、その約5分後、複数の住民が「パン、パン」という発砲音を聞いていることから、3人はこの間に殺害されたとみられている。
(読売新聞)
アルバイトの女子高生ら3人が射殺されたこの強盗殺人事件,最初の頃は「現場から不審人物」とのリーク情報が流されていた。
それから11年たって,犯行の目的が強盗から怨恨に変わったとのリークがなされた。
11年も経ってしまうと,人の記憶などほとんど残っていまい。
この時期に犯人の目的を変更したというリークを流した理由は何なのかは分からないが,このリークが犯人検挙に繋がるものであることを切に願う。
荼毘に付された娘の頭骨に,銃撃された穴が開いていたのを見て,それまで気丈に振る舞っていた父が泣き崩れたという報を見て,私は涙が止まらなかった。
犯人には法の規定に基づき償いを受けさせる必要がある。
時効まであと4年。
絶対に,真犯人を探しだしてほしい。