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オラが村に新幹線が来た

 6月23日というのは,東北新幹線が大宮-盛岡間で開業した日である(1982年)。

 開業日は,わざわざ臨時の全校集会が開かれ,校長が祝賀の言葉を述べていた。

 そして,校舎からは,新幹線を上空から追跡するヘリコプターが見えた。

 そのぐらい,大人は興奮していた。



 この年,私は小学1年生だったのだが,学校では,東北新幹線開業記念の「新幹線音頭」という奇妙な踊りを覚えさせられたものである。

「北に伸び行く,南に伸び行く,ミドリ色した 新幹線 ヨィ」こんな歌だったような気がする。



 私の出身地でも,私の出身学校関係者以外は知らないので,出身小学校だけの「影の校歌」なのかもしれない。



 地元では有名な民謡「会津磐梯山」があるのだが,「小原庄助さん,なんで身上つぶした 朝寝 朝酒 朝湯が大好きで,それで身上つぶした もっともだ もっともだ」と小学生に歌わせることに,音楽の教諭が抵抗があったのかも。



 学校では,ほかにも新幹線開業記念の新白河から大宮までの距離に相当する距離を走ろうとして,毎日昼休みに校庭のトラックを走らせられたりしたものである。

 開業したばかりの6月頃はみんな一生懸命校庭を走っていたが,夏休み前には雲消霧散してしまった。



 あれから24年,さすがに新幹線には乗り慣れた。

 それでも,東北新幹線に乗ると,

1 大宮駅を過ぎて急加速するとき(下り)

2 仙台駅直前で急カーブするとき(どっちも)

3 盛岡駅で車輌の連結を行うとき(上り)

などは,楽しいものである。
by nonnbei871234 | 2006-06-23 22:33 | 鉄道
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