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犯罪者集団

<三井住友海上>金融庁が行政処分 前例のない厳しい内容に

 金融庁は21日、大手損害保険会社の三井住友海上火災保険が、医療保険など「第3分野」と呼ばれる商品や自動車保険の特約部分などで、払うべき保険金を頻繁に支払っていなかったとして、同社に行政処分を言い渡した。第3分野商品の新規契約を7月10日から無期限停止、新規の損保契約を同日から全店で2週間停止する。新商品の開発、販売認可も22日から1年間停止するほか、海外での子会社や支店の設置認可も22日から3カ月間停止する。保険会社に対する処分としては、昨年10月の明治安田生命への処分を超える前例のない厳しい内容になった。
 (中略) 

 損保業界では先月、損害保険ジャパンが保険金の不払いなど広範囲にわたる違法行為を理由に、金融庁から2週間の全店一部業務停止命令など厳しい処分を受けたばかりだが、三井住友海上への処分は、成長分野の医療保険などで無期限の業務停止命令を受けるなど、損保ジャパンを上回る業界では例のない重い処分になった。
 金融庁によると、第3分野商品の保険金不払いは過去4年間で計927件、総額1億6600万円にのぼった。本来必要な医師の診断を省き、社員が勝手に保険金の支払いを拒否した例や、契約時に申告した病歴に不備があるなどと主張して不当に保険金を支払わなかった例など悪質な不払いが大半を占めた。
 また、今年4月まで5カ月間に及んだ金融検査の中で、自動車保険の特約部分などに1万7296件、総額71億9100万円の新たな保険金不払いが見つかった。昨年秋に保険業法に基づいて金融庁に報告した約2万7000件と合わせて特約部分の不払いは4万4000件余にのぼった。【斉藤信宏】 (毎日新聞)



 「護送船団方式」を永年続けてきた保険業界。

「接待キング」「接待大魔王」などと揶揄された旧大蔵省の官僚たちには,せっせとご奉仕して,顧客にはこういう態度を採り続けていたということが,少しずつばれてきたということである。



 商売の鉄則である,「相手方との信頼関係」というものが,初めから存在しない組織ということだろう。



 こういう組織は,不払の処理をした従業員のほうが人定評価が上がるシステムになっているものであるが,そのシステム自体が,通常ではありえないことである。



 客から預かった荷物について「預かれない荷物だったから配達しなかった」個数を競う宅配便業者があるか?



 そもそも,契約時に保険料を受け取って契約を締結しておきながら,保険金支払いの条件が生じても保険金を支払わないというのは,「債務不履行」として,法的責任を厳しく追及されるという,法の当たり前すぎる前提を,関係者が共有していれば,「社員が勝手に保険金の支払いを拒否した」なんてことは,およそできないシステムとなっていなければおかしい。



 損害保険業界は,交通事故の示談金だって,相手方が素人だと,「値切れるだけ値切れ」と信じられないような低額の示談を申し込んでくる。



 この業界には「良心」というものを摘み取ることが出世の条件なのだろうか?



 契約を守るという社会の常識を忘れ,保険料を受け取りながら保険金を支払わないような会社は,社会にとって有害な犯罪者集団にほかならない。



 こういう体質から脱却できないのなら,こんな会社は解散するのが,世のため人のためになる。
by nonnbei871234 | 2006-06-22 22:29 | 時事
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