沼津狂想曲

静岡県の東部の中心都市は沼津市というところである。

 ここでは,市長を解職させる署名活動が行われていた。



 理由は,JR東海道線の高架化工事を推進する現職の市長は,市長として不適格だというものである。



 沼津市というのは,JR線の北側と南側との横断路線の整備が極めて貧弱なため,慢性的な渋滞を引き起こしている。

 なので,現職の市長はJR線を高架化して,渋滞解消を図りたいということらしい。



 これに対して,反対派は,高架化工事で莫大な費用がかかるのに,効果は限定的だとして,工事の中止を訴えている。



 お互いもっともな言い分なのだから,これを争点に選挙をして,勝ったほうの政策を実現すればいい。

 実際に,この前の市長選挙で,推進派の現職市長と,反対派の元市長が争い,現職が勝った。



 ところが,反対派は,同じ争点で市長の解職を請求している。なんとも往生際は悪いものである。



 この現職市長と元市長,同じ高校,同じ大学を卒業し,2人とも旧建設省のキャリアだったという関係である。



 元市長が国会議員を目指すことになって,市長職を辞したので,後輩が建設省からやってきたということらしい。

 ところが,元市長は国会議員選挙で連戦連敗で夢敗れてしまった。

 ここで,潔く政治から身を引けばいいものを,今度はまた市長の椅子に座りたいと思ったようだ。



 これが今のドロドロ劇である。政治と関係ないところから見ていると「未練がましいオトコ」である。



 それだけでなく,反対派のリーダーが無免許運転で捕まった。無免許運転しながら,市内で解職の署名活動をしていたのだというから,呆れる。



 利権と名誉に巣食う様は,ホント狂想曲である。 
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by nonnbei871234 | 2006-05-18 20:53 | 時事
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