国宝の法隆寺の柱に落書きが見つかったそうだ。
警察が,器物損壊と文化財保護法違反の容疑で捜査しているという。
なんとなく,修学旅行中の女子中学生あたりが書いたような気がする。
書いた当人は,学校の机に落書きでもする感覚で書いたのだろう。今頃は,騒ぎの大きさに蒼くなっているのではないか。
さっさと,自首したほうが,本人も幸せだろう。
私は中学も高校も修学旅行は京都・奈良だった。
中学の修学旅行で行った法隆寺・興福寺・東大寺などでは,初めて実物を見て素直に喜んだ。
奈良の大仏の前で「1300年の歴史を感じる」なんて思っていた。
奈良時代に作られた「実物」は,台座の一部だけであることを知ったのは,修学旅行から帰ってきてからであった。
あのときだったら,悪乗りして落書きの1つぐらい書いてしまったかもしれない。
高校の修学旅行は,一応行ったが,4泊5日の間3日は,奈良・京都のゲーセンで1人だけでひたすら時間をつぶした。人生で最低の3日間だった。
とても,みんな大好きなんて書けなかったなー。