愛国心は,教えることによって育まれるのか?
愛国心=政府の行政方針を賞賛すること
北朝鮮のような政府は,愛国心に溢れた人々による政府であり「指導者」にとっては,まことに居心地がいい空間だろう。
人々が政府に口を出すことをしない国家というのは,腐敗する。その腐敗によって国の根幹が脅かされ,政府が転覆する。
世界史では,国家が滅ぶときというのは,腐敗した政府に嫌気がさした者が反乱を起こすのがきっかけであることか多いという(私は大学入試は日本史だったので,世界史はほとんど覚えていない)。
だから,政府に対して常に耳の痛いことを言い続ける人こそ,真の愛国者ということになるだろう。
ゆえに,国が教える「愛国心」というものをしっかり身につけた人間というのは,愛国者とはいえまい。