金融機関からお金を借りて,あこがれのマイホームを建てたり,分譲マンションを購入したものの,借金の返済ができないということは多い。
今,景気は回復基調とはいえ,両極化が進行しているのが現状であるから,マイホームを手放さなければならない方々は決して減っていない。
そして,最終的な資金回収の方法として,金融機関が設定した抵当権が実行され,裁判所で競売手続が行われることがある。
この競売物件,以前にも書いたが,市価の半額程度の金額で購入できる。だから,良質な物件を半額で手に入れることができるチャンスでもある。
ところが,外れると,金をどぶに捨てることになる。
今は多くの裁判所で,競売物件の資料をネット上で公開している。
旦那と私で,昨日から全国の競売物件を覗いてみた。
いろいろとんでもない物件が競売にかかっているものである。
ここで,宗教家は手を出せるが,一般の方々は手を出さない案件というのがある。
そう,その建物で不慮の死があったという物件である。
そんなことを言っていたら,某地裁では,立派な分譲マンションが,市価の30%程度の価格で競売にかかっていた。特記事項を見てみると,2年前に持ち主がそこで首吊り自殺をしたことが書いてあった。
私は敢えてそんなマンションをマイホームにしたいとは思わないのだが,旦那は食指が動いたようである。
ところで,私が知っているマンションが競売にかかっていた。
私も食指が動いたが,維持費(管理費・固定資産税・不動産取得税などなど)を考えたらばかばかしいのでやめた。
でも,ちょっとほしいかも。買っていない宝くじが当たったら買おうかな。