春の人事異動の調整が行われる季節である。
管理職の人事異動案が,先日私のところにも回ってきていた。これは私に決裁権はないので,書類には閲覧のサインをしておいた。
うちの職場の場合,新規管理職には,30日前にその旨の内示がなされ,14日前に正式に発令されることになる。
この春は,2人に新規管理職の内示があるのだが,管理職にあがりたい方々にとっては気がかりだろう。
せっかく働くのなら,管理職になりたいと考える人,管理職はむしろ嫌だと考える人。
人をどう使うのか,なかなか難しいものである。
看護職も,①一定の年齢になったら,現場から離れて,デスクワークに就きたいと考えたいと考える人,②生涯現役ということで,ずっと患者様のケアに当たりたいと考える人と大別される。
そして,看護部の場合,管理職の椅子も限られているので,ライバル関係にある2人のうち1人だけを管理職に充てると,もう1人が退職してしまったりすることもあり,難しいものである。
どの組織でも最高権力を握っているのは,人事部と言われているようだ。
うちみたいな小規模組織ですら人事の扱いは難しいのだから,大会社では,人事部は本当に大変だと思う。
私は,3年前の9月に全然事務部への院内出向の内示を受けたときは,正直憂鬱だった。
だが,今は完全にはまった。
今はこの仕事を離したくないって思う。