2002年の元日に,長野新幹線に乗った際には,「皆様明けましておめでとうございます。本年もJR東日本を宜しくお願いします。」との案内があったのだが,昨日は何もなかった。
羽越線の事故に配慮して,新年祝賀の挨拶を自粛したようである。
だから,JRに乗っていても元旦という感じというのはなかった。
ただ,民営化から19年にもなると,JRの職員の皆さんは,「笑顔もサービスのうち。」という意識が浸透したのか,みんな笑顔だった。
ところが,青森県を走る十和田観光電鉄という私鉄の職員は,みんながみんな仏頂面だった。
今時超珍しく,改札係が乗車券を改札係が鋏で切っていたのだが,改札係はぶすっとしたまま一言もしゃべらない。
また,出口でも無言で乗車券を回収していた。
大して乗客がいるわけでもないのだから,一言ぐらい「ありがとうございます。」と声を掛けてもバチは当たるまい。
三沢の駅も随分くたびれていたし,車輌も古かったが,それ以上に駅員のサービス態度が古すぎる。
噂に聞く国鉄時代のサービスとは,こういうものだったのだろうか?
私はともかく,後輩(西田尚美に似た可愛い子)が改札係に「お疲れ様です」と声を掛けているのに,何も言わずに鋏を入れているその態度は,褒められない。