第3のビールが増税され,ウィスキーは減税で云々と政府税調・与党税調がいろいろ言っているようだ。
お酒を飲めない私にとっては痛くも痒くもないが,愛飲家にとっては,自分が好きな酒の税率が上がるか下がるか,関心があるだろう。
でも,酒類によって,税率が変わるということ自体が,極めて不透明かつ不合理な制度である。
例えば自動車で,セダン型,ワンボックス型,バン型とで税率が違っているなんて話は聞かない。
犬と猫とで消費税が違うなんてこともあるまい。
酒類によって税率が異なるのは,国内酒造業者の保護などが理由のようだが,そこには消費者側に立った視点が欠落しているように思える。
酒税の税率は,アルコールの質量で単純に決定される。このようなシンプルな税制がなぜ採用されないのだろうか?
ところで,タバコも1箱20円ほど値上げになるようだ。タバコなんて,税金の塊を煙にしているようなものだが,ますますその傾向が強くなるのだろう。
タバコも吸わない私は,こちらも痛くも痒くもない。
私が困る税制・・・猫税なんてものが課せられたら大変だな