日本語を母国語としている私たちは,当然五十音の発音は苦にならない。
一方,日本語を外国語としている方々にとっては,「つ」や「っ」という音を発音するのがとっても難しいらしい。
武蔵丸は,横綱昇進の口上を述べるときに「謹んでお受け致します。」というのが,とっても難しかったそうである。
そういえば,日本語の正確な発音ができるかどうかは,
「さっさと,切手を買ってきて。」
なんていう文句ででテストをするんだと,韓国の人が行っていた。
「切手」と「きて」が続くのが外国人には難しいようである。
その韓国人の方はバスで「運転手さん,駅前の停留所で降ろしてください。」というつもりで「運転手さん,駅前の停留所の前で殺してください。」と言ってしまったなんて言っていた。
なんかの本には「とりあえずビール。」と注文したはずが「とりあえずピル」と言ってしまった。なんてのが載っていた。
「日本語は書き方が難しい。」というのは私たちも分かるが,どうも話し方も外国人には我々が思っているよりは難しいようだ。