米大統領、進化論に異議 「別の考えも教えよ」
【ワシントン3日共同】ブッシュ米大統領が、進化論に異を唱えるキリスト教右派の主張に同意し、公立学校の授業で進化論以外の考えも示すべきだと発言、波紋を広げている。
大統領は1日に行われたテキサス州の地元紙とのインタビューで、聖書を厳格に解釈するキリスト教右派が熱心に説いている「インテリジェント・デザイン(ID)」に関する見解を聞かれた。
人間の複雑な細胞の構造は進化論だけでは説明できず、「高度な理知」の手が入ることにより初めて完成するというのがIDの骨格。一部の学者は支持しているが、「科学の衣をまとった信仰だ」との批判が大勢だ。
(共同通信)
ほんと困ったものだ。
進化論は,まだ完璧に証明されてはいない。したがって,進化論に異を唱える説も教えるというのは正しいことかもしれない。
しかし,その教える内容が,こんな説では,教わる子供のほうが迷惑だろう。
本当に神様が万能なら,なんで戦争をしたり,地球環境を破壊したりする,人類なんていう凶暴な生き物をわざわざ作られたのだろうか?
米国大統領は,敬虔なプロテスタント信者だそうだ。
幼い頃から,パパブッシュから,しっかり宗教教育を受けてきたのだろう。
宗教とは,幼い頃から無条件で受け入れていればいいのかもしれないが,大人になってからだと,どうも胡散臭く感じてしまう。
うちの牧師は,最近疲れ気味である。(女房が旦那を酷使しているという噂もなくはないのだが),どうも信徒さんと,ちょっと信仰のあり方で,難しい議論をしているようだ。
ちなみに,我が家の茶の間のテーブルにおいてあった聖書だが,猫にいたずらされてしまうので,棚の中に移動してしまった。
猫に小判ならぬ猫に聖書,やっぱり,猫に聖書はありがたいものではないらしい。