人気ブログランキング | 話題のタグを見る

23袋の中身

 仕事で市役所に行ったところ,職員会議室に通された。
 部屋の隅には青いバッグが22個と白い風呂敷に包まれた箱が1個。

 旦那が宗教関係者の私にはすぐわかったが,部下は何身が何だか分からなかった。

 会議後「納骨までどのぐらい,あとどのぐらいなんですか?」と雑談で聞いた。
 そうしたら「お分かりでしたか。」と職員に言われた。

 中身は全部骨壺。

 遺族が引き取りを拒否したか,遺族がいない人の骨壺は,当分の間は市が保管する。
 その後,一定期間経過後は合葬される。
 市役所の庁舎内の仮安置所がいっぱいになっているので,仮安置所にいくまでの間の「順番待ち」の骨壺が会議室にあふれていた。

 腐乱状態の遺体の引き取りも市の仕事だから,焼骨になった状態のほうが,市の担当者は「綺麗になった」と思うものとのこと。

 これをビジネスにできないか,真剣に考えている。
by nonnbei871234 | 2015-04-24 00:44 | 職場
<< 新幹線 昼食 >>