「発達障害と少年犯罪」という新書本を見つけた。
手に取ろうと思ったが、著者名を見てやめた。
「草薙厚子」と書いてあったから。
この女は、供述調書を丸写しした本を出版し、取材対象の医師が秘密漏示罪で有罪判決を受けた事件の張本人だ。
ノンフィクションの世界に拭えない汚点を残した人物が書いた本など、とても買う気になれない。
私はノンフィクションが大好きだ、だから、日頃読んでいる本の大半がノンフィクションだ。
ノンフィクション本は、ニュースソースに体当たりして正確な情報を取得し、
それを綿密な裏付け取材で確認し、
ニュースソースを分からないように細心の注意を払い、
社会に真実を明らかにすることで成り立っている。
そして、ニュースソースは命懸けで守るのがノンフィクション作家の職業倫理だ。
そういうことを全く理解できない自称ノンフィクション作家には、出版する資格はない。
この女には、早く出版の世界から消えてほしい。