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問責問責とか騒ぐなら

 臨時国会での所信表明演説が行われないという事態が生じている。

 所信表明演説は衆議院と参議院で全く同じことを言うことになっているそうだから,1度にまとめたというのならそれでもいいが,
 参議院が首相に対する問責を可決している以上は,その者が所信表明演説することは認めないという趣旨なんだとか。

 どういうこととなのか,理解に苦しむ。

 衆議院の場合には,内閣不信任案を可決した場合には,内閣には衆議院の解散に打って出るという対抗策がある。
 一方,参議院の場合には,解散はない。

 また,内閣総理大臣の指名に関しては衆議院の優越が認められている。

 なのに,参議院がその首相を気に入らなければ問責決議をする。→問責決議を可決した後は一切内閣の行為を認めないというのであれば,内閣と国会とが一定限度で緊張関係を持つことを予定している議院内閣制の原理(均衡本質)や,衆議院の優越の原理に悖ると思われる。

 こんなことを続けていれば,その弊害は次期政権にブーメランのように返ってくることになろう。
by nonnbei871234 | 2012-11-04 20:49 | 時事
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