困る贈り物

 以前一緒に働いた方が70歳になった記念に作ったという自費出版の本が送られてきた。
 まことに困った贈り物で,受け取ったほうは,これほど迷惑なものはない。

 1ページ目に自分の顔写真をドンと載せ,家族の写真とかも配置し,お金がかかっただろうに。

 で,中身はといえば,読むにたえないようなことがらばかり。

 自分にとっては波乱万丈の人生でも,
 他人にとってはどうでもいい人生なんだ

 ということを,自費出版する方は,勘違いしているような気がする。

 唯一主役の座を射止めた劇は,演じる者にとっては最高のものだろうが,それを見ているほうからすれば,陳腐で見るに堪えない劇ということだ。

 活字中毒の私だが,こういう本は,すぐにお払い箱だ。


 もっとも,こういうしょうーもない本でも時が経過すれば,突然おもしろい本に変わることがある。「ヤオハンの挑戦」というヤオハンの自慢本は,同社が潰れた後に見たら,めちゃくちゃおもしろかった。
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by nonnbei871234 | 2012-02-26 03:11 | 職場
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