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新人の頃

ネット上の大切な友達の、ゆりえもん改めゆりえデラックスのところに、新人の頃のエピソードを書き込んだ。

今でこそ当たり前の4大卒の看護師だが、私は、うちの病院での4大卒看護師の第1号になる。
同期はみんな専門学校卒の方々で、即戦力になるように教育されてきていた。
私は、即戦力教育より、看護理論みたいな教育に重きが置かれた授業を受けていた。しかも、私は授業で赤点を取り、追加レポートなんかを提出してなんとか単位をもらっていたような、出来の悪い学生だった。
だから、私のような職員は、最初は使い物にならない。実践もダメ、論理もダメのダメダメ新人だ。

そんな私には「お願いだから邪魔だけはしないで」とか言われ続けても、邪魔し続ける図々しさがあった。
先輩や同期に「役立たず」などと陰口を叩かれても、面と向かって文句を言われても、めげない力があった。これは高校生の時に身につけた免疫だ。

患者さんの採血のとき、極度に緊張して、私のほうが貧血になった。
採血のとき「手を握ってくださいね」と頼むことをすっかり忘れたこともある。
注射なんて、するよりされるほうがいいと心から思った。

そんな私でも、半年ぐらいで注射は得意になった。
今では左手でも右手でも注射は打てる。
採血で、ガチガチになっていた時代が懐かしいわ。
by nonnbei871234 | 2011-04-12 23:14 | 職場
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