人気ブログランキング |

実名の必要性

朝日新聞はこれまで、犯行時少年だった3被告について、少年法の趣旨を尊重し、社会復帰の可能性などに配慮して匿名で報道してきました。しかし最高裁判決で死刑が確定する見通しとなったことから、実名に切り替えます。生命を奪われる刑の対象者は明らかにすべきだと判断しました。本社は2004年、事件当時は少年でも、死刑が確定した場合は原則として実名で報道する方針を決めています。

読売新聞は、犯罪を犯した未成年者について、少年の健全育成を目的とした少年法の理念を尊重し、原則、匿名で報道しています。しかし死刑が確定すれば、更生(社会復帰)の機会はなくなる一方、国家が人の命を奪う死刑の対象が誰なのかは重大な社会的関心事となります。このため10日の判決から、3被告を実名で報道します。

日本経済新聞社は少年法を尊重し、元少年の被告3人をこれまで匿名で報じてきましたが、最高裁判決で死刑が確定するため実名に切り替えます。犯行時少年だった被告に死刑が下された重大性に加え、被告の更生の機会がなくなることを考慮しました。

産経新聞社は原則として、犯行当時に少年だった事件は少年法に照らして匿名とし、連続リンチ殺人事件も被告を匿名で報じてきました。しかし、死刑が確定する可能性が極めて高く、社会復帰などを前提とした更生の機会は失われます。事件の重大性も考慮し、実名に切り替えます。

毎日新聞 匿名報道維持
中日新聞(東京新聞) 匿名報道維持

ほかに共同通信も実名報道になっているようだ。

なんなんでしょうね。この横並びは。

朝日新聞に至っては,被告人の旧姓や出身地まで報道していた。何のために旧姓まで報道するのか,理解に苦しむ。
また,読売新聞がいう「国家が人の命を奪う死刑の対象が誰なのかは重大な社会的関心事となります」というのは,とってつけた言い訳という感がしなくもない。
たしかに93年以降の死刑執行については,事実上誰に執行されたかについて知らされていたし,07年12月からは法務大臣から正式に執行された人物を特定した発表がされてきた。
でも,それなら死刑執行時に氏名を公表するか否かということに関する理由付けであり,判決確定時の理由付けにはなっていないようにも思う。

更生の可能性が失われれば実名報道ということは,未成年の事件でも犯人が死亡した場合には実名報道ということで一貫するのかしら?

01年12月に上告が棄却されて死刑が確定した人物は匿名報道が維持されていることとの整合性はどうとるのかな?

まあ,今後の動向を注視していきましょう。
by nonnbei871234 | 2011-03-11 02:46 | 時事
<< 連絡とれず 日常会話 >>