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来なくてよかった

「平成の赤紙」などとも言われている「裁判員候補者に登載されました」の通知

 本当に赤紙を受け取った世代の方で「この程度のことで「赤紙」と呼ばれるのは我慢ならん」と言っていた人がいた。
 確かに,赤紙とはレベルが違うが,有無を言わせずに召喚するあたりは,似ているというところだろう。

 12日に,来年の裁判員候補者名簿に記載が決まった方々に通知書が発送されたというニュースが流れていた。
 ということは,万が一私が名簿に登載されていたら,15日頃までには届いているはずだ。
 が,届いていなかった。
 ほっとしたわ。

 私が住む管内では,来年死刑求刑が予定される事件の公判が行われる可能性がある。
 自分が死刑の判断なんて,私はしたくないと思っている。

 前にも書いたけど,裁判員制度に反対する活動をしているグループほど,四面楚歌なところもないわね。
 国会も,行政も,裁判所の全部が推進,マスコミも,学会も,産業界も,声高に反対していないし。
 予防接種反対運動は,一応裁判所だけはそれなりに理解してくれているところがある(被害救済の面のみだけど。)。
 世の中全部が味方してくれない活動は,ほんと大変だということはよく分かる。

 裁判員制度,私は総論部分では賛成できる部分があるけど(裁判が傍聴人にとって劇的に分かりやすくなったというし),各論では賛成できないところが多いかな。
 裁判員裁判の量刑判断は,高裁・最高裁でひっくり返ることがほとんどないので,事実上一審制になっているのは,かなり問題かな。
by nonnbei871234 | 2010-11-16 02:08 | 時事
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