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夢を見た人は?

五輪、サッカーのワールドカップなどの開催地にひまさえあれば名乗り出る日本。

88年の名古屋、08年の大阪、16年の東京に続き20年には広島が立候補とか言っている。
ワールドカップもまた立候補するようだし。

世界のトップアスリートを呼んで、子供たちに夢を与えよう

みたいなことが毎度言われる。

でも、五輪の競技を生で見られる人なんて、ほんのわずかで、残りの人は競技をテレビで見ることになる。
今の通信技術を考えたら、世界中どこで競技をしていても、テレビで見られる迫力に差はないと感じる。

映像ではダメだというのなら、五輪を呼ぶのではなく、通信技術の発展に尽力したほうがいい。

また、国内で競技を開催することで子供たちが夢を見て、競技人口が増え、競技のレベルがあがるなんていう論法がある。
これは、冬の五輪のエントリーメンバーを見れば、非現実的だということが経験上分かるというものだ。

長野五輪の活躍で夢を見た小学生たちは今18〜24歳になる。
競技人口が増え、競技のレベルが上がったなら、長野五輪と同じメンバーがエントリーする可能性は低いはずだが。

結局、日本で五輪を開催することと、競技の関心が高まりレベルが上がることとは結び付かないということだろう。

五輪などの誘致で夢を見るのは、公共工事の利権を受ける方々です。
by nonnbei871234 | 2010-02-07 04:52
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