中川昭一前財務・金融担当相が失態を演じた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の会見後、バチカン博物館で立ち入り禁止区域に入るなど非常識な行動をしていたことに関し、財務省の杉本和行事務次官は23日の会見で「緊急連絡に備え国際局長が同行したが、中川氏の行動を逐一把握する状況になかった」と釈明した。
「財務省は中川氏を制止できなかったのか」との批判について、杉本次官は「さまざまな指摘を受けていることは承知しており、非常に残念」と述べた。ただ、バチカン博物館でのトラブルは「中川氏の希望で公務終了後に組まれた視察で、財務省の業務かと問われればなかなか難しい」と指摘、中川氏の私的な行動を役所が管理するのは困難だったとの見方を示した。【赤間清広】(毎日新聞)
大臣がベロンベロンに酔っ払っており,見苦しい失態を演じているときに,それを諌める
ことまで官僚の務めなの?
大臣は幼稚園児か?
今回の件で,大臣会見を官僚が制止していたら,いろいろ憶測を呼んだだろう。
閣僚会議に参加した責任者はあくまでも大臣なのだから,説明の会見を開くのは大臣だろう。
本当に大臣が体調不良だとしても,会見を中止するか否かの判断は,官僚ではなく,大臣だ(大臣が会見に臨む意向なら,官僚はそれを止めてはいけないだろう。)。
今回の件で,随行の財務省の官僚が大臣を制止しなかったことを責めるのは,違うようなきがする。
でも,あんなみっともない会見,国民としては,情けなさ過ぎるわ。