「社団法人」とか「財団法人」というのには,監督官庁というものがある。
財団法人日本相撲協会や財団法人日本漢字能力検定協会に対し,監督官庁である文部科学省から口が挟まれたというニュースが流れていた。
監督官庁として監督する立場の省庁自身に監督官庁が必要だと思うのは私だけなのかな?
省庁自身の腐敗ぶりは,「ノー◎ンシャブシャブ」事件の頃から白日の下にさらされていると思うのだが。
で,去年12月から設立され社団法人や財団法人には,監督官庁がなくなった。
今ある社団法人・財団法人も,5年以内には監督官庁の監督が終了することになっている。
今までは社団法人・財団法人ということで税制上の優遇があったが,今後は公益認定を受けなければ税制上の優遇はない。
相撲協会内部の不透明な体質が炙り出され,公益認定を受けられないなんてことになると,相撲協会も透明な存在になると思うのだか,そうでなければ不透明な体質はそのままだろうな。