自殺

 仙台拘置所に勾留されていた人物が自殺したと,仙台拘置所が発表したとのことだ。

 自殺したのは,今年盛岡地方裁判所で死刑判決を言い渡された女性だそうだ。

 仙台高等裁判所に係属していた事件は,被告人死亡で公訴棄却となる。

 結局,この女性が何をしたのかということが,裁判で確定的に認定されることはないまま,幕を閉じることになる。

 判決確定前の被疑者は,証拠隠滅防止と逃亡防止のために勾留されている。
 どうして証拠隠滅や逃亡を防止する必要があるかといえば,刑事裁判の適正な遂行のためだそうだ。
 自殺は,刑事裁判の適正な遂行に対する究極の妨害方法だろうな。

 巡回時間は15分に1度となっているそうだが,その間に首吊り自殺を図るというのは,いかにも手際がいいものだ。
 よほど死ぬことに一生懸命だったんだろうな。

 その一生懸命さを,別のところにしっかり使ってくれれば,被害者とその家族,刑事訴訟手続の関係者(警察・検察・拘置所・弁護人など),そして本人とその家族にとって幸せだったのにと,つくづく思う。
[PR]
by nonnbei871234 | 2008-12-30 18:19 | 時事
<< メール地獄 誠に勝手ながら >>