怖いんだろうな

政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は7月末にまとめる中間報告に、NHKを念頭に置いた「公共放送のあり方(受信料制度の見直し)」を盛り込む方向で検討に入った。総合テレビなどの地上波放送で、受信料を支払った世帯にだけ見せる「スクランブル化」の実現に向けた議論を深める考え。NHKは放送の公共性を保つ観点からスクランブル化に否定的な立場を貫いており、議論を呼びそうだ。



 中間報告に向けて作成された素案によると、テレビ受信機の設置と同時に受信契約義務が生じる現在の放送法の規定(32条)を問題視。受信料を支払っている人と不払いの人などとの間で公平性を保つためには、スクランブル化の導入に向けた検討を本格化させるべきだとしている。



 規制改革会議は、05年度の重点検討課題の中で、「通信と放送の融合」について「既存の業態や制度などにとらわれることなく、規制の見直し等を行う」としていた。今後、焦点をNHKに限定し、一連の不払い問題などが顕在化した受信料制度の見直しを正面から取り上げる方針だ。

 NHKの受信契約数は04年度末で前年度比28万件減の3662万件と初めて前年度割れし、受信料も74万件余りに達した不払い・保留の影響で同1.1%減の6410億円だった。 (朝日新聞)



 NHKは,公共放送維持の観点から,スクランブル化に反対しているのだという。

 しかし,災害の時などは,民放でも「報道特別番組」を放送するものである。阪神大震災のとき・アメリカ同時多発テロのときなど,民放もすべて通常の番組を変更していた。

 公共放送でなければ,いざというときの報道を担えないという論法は,民放に失礼だと思う。



 一方,民放はスポンサーの意向に従った番組作りをしなければならないので,真実が曲げられる可能性があるとの議論もある。

 たしかに,大量の広告収入をもたらしてくれる,消費者金融の問題点など,民放は全然放送してくれない。アイフルの子会社の代理人として悪名高い弁護士など,民放で引っ張りだこだ。

 でも,だからといって,NHKが中立公正な報道をしているのかといえば,甚だ疑問だ。

 だから,公共放送だから中立公正などという議論は成り立たない。



 それなのに,スクランブル化をNHKが嫌がる理由は,自分たちが作っている番組を視聴してもらう自信がないのだろう。

 今は,どんなにくだらない番組を作っていても,受信料収入が入る。

 しかし,スクランブル化したら,くだらない番組を作ればすぐに受信料収入が入らなくなる。

 それが怖いんだろう。



 自分で見たい番組は,お金を払ってでも見るが,見たくない番組が放送されていれば,お金を払わない。

 消費者にそういう選択がないほうが不思議だ。
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# by nonnbei871234 | 2005-07-03 00:45 | 時事 | Comments(0)

年齢制限

<不合格>理由は年齢?55歳主婦、群馬大を提訴

 群馬大医学部(前橋市昭和町3)の今年度入学試験で、年齢を理由に不合格にしたのは不当だとして、東京都目黒区の主婦(55)が大学を相手取り、医学部医学科入学の許可を求める訴えを6月30日までに前橋地裁に起こした。
 訴状によると、主婦は今年度入試で医学部医学科を受験したが不合格となった。群馬大に個人情報の開示を請求すると、主婦のセンター試験と2次試験の総得点が、合格者の平均点を上回っていたことが判明。
 入試担当者に説明を求めたところ、55歳という年齢が問題となったという説明を非公式に受けたという。原告は「年齢を理由とした不合格判定は合格判定権の濫用」と主張している。
 群馬大総務課は「事実関係を調べたうえで対応を検討したい」と話している。        (毎日新聞)



 今年4月から個人情報保護法が施行され,誰でも,国や独立行政法人等の実施機関に対して,自己に関する情報の開示を請求することができるようになり,原則として,実施機関はこれを開示しなければならない。

 群馬大学(法律上の正式名称は「国立大学法人群馬大学」)も個人情報保護法の実施機関であるから,本人から入試の情報の開示を求められたら,これを開示しなければならない。

 群馬大学は,そういうことを全く考慮していなかったのであろう。脇が甘いというほかはない。



 入試は,公平でなければならない。不合格者は,公平な競争に敗れたのだから仕方がないと納得できる。

 入試の点数が,合格者の平均点を上回っているのに,不合格というのは,公平とはいえない。

 もし,年齢が入試の結果に影響を与えるのであれば,入試の点数以外に「考慮すべき事情」があることの内容として明記すべきである。しかも,これを明記することに難しいことはない。

 それなのに,それを怠ったのであるから,入試の公正を害するとの批判は免れまい。



 一方,大学側が入学を拒否した理由はこんなところだろうか?

① 医師として活躍できる可能性が低いこと

この主婦が,医師国家試験の受験資格を得られるのは,早くて61歳のときであり,研修が終了するのは63歳のときである。

 この年齢になってから,医師として独り立ちするのは大変だと思われる。



② 社会的損失が大きいこと

 また,国が医師を養成するために多額の補助金を出しているところ,18歳の人間に補助金を出せば,普通は出した補助金に見合った社会的貢献をしてくれるものと思われる。これに対して,55歳の人間に補助金を出しても,それだけの社会的貢献が得られるか疑問があるものと思われる。



 でも,①の理由は事実上のものにすぎない。たしかに,手術を連日担当する外科医などには向かないかもしれないが,婦人科の精神ケアを専門とする医師なら,社会経験を積んできただけ,多方面から物事を考えることをができるかもしれない。



 また,②の理由は,本末転倒の理由である。医学部に入学したから補助金を受けられるのであり,補助金を受けるために医学部に入るのではない。

 そして,補助金は個人ではなく,教育機関に与えられるものであり,入学を希望する者にとっては,あくまでも間接的に受けるものにすぎない。



 そうすると,理論的には主婦のほうに分があると思われる。



(こっからは医療現場にいる者の立場としての考え)

 最近,看護大・看護専門学校に,三十歳代以上の入学希望者が多い。

 私の母校にも,入試を受ける方は結構おり,入学者も若干いるようだ。でも卒業後に就職できるかというと,なかなか大変なようだ。

 看護師の場合,就職3年目で後輩を担当することが多いが,24歳で40歳を指導するのは,なかなか難しい。

 そして,患者様には,24歳のほうが新人にしか見えまい(ネームプレートに看護師になって何年目なんてことは記載されていないし,新人さんに若葉マークなんてついていない。)。



 まして,医師ともなると,指導に当たる医師も大変だろうし,看護師など現場にいる多くの方も,苦労すると思う。



 実際,永年看護師や技師として携わっていて,看護師の限界を感じて医師を志したというのであれば,現場に入ってもある程度のことはできるだろう。

 そうでなければ,現場で仕事をすることは難しいと思う。



 そのため,現場にいる者としては,群馬大学の考えを理解できる。



 今後の裁判のなりゆきを注目したい。
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# by nonnbei871234 | 2005-07-02 00:42 | 時事 | Comments(0)

浜松市は長野県と隣接

今日,浜松市が11市町村を合併して,巨大になった。北は長野県と隣接している。



 JR飯田線に乗ると,山間部で浜松市に入ることになる。浜松といえば,浜名湖とかうなぎとかが有名なのだが,そんなものがイメージできない場所が,浜松市ということになる。



 市町村は,小さすぎるのは問題だと思うが,大きければいいというものでもあるまい。



 大きすぎる合併は,今後いろいろな禍根を残しそうな気がする。
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# by nonnbei871234 | 2005-07-01 00:41 | 時事 | Comments(0)

警察vs知事

報償費停止で捜査に支障、警察庁長官が宮城県知事非難

 警察庁の漆間巌長官は30日の定例会見で、宮城県の浅野史郎知事が県警の捜査用報償費の執行を停止した問題に触れ、「一線の捜査活動に大変な支障が生じている」「知事は、県民の安全、安心を守るという治安責任を果たしていないのではないか」と厳しい口調で非難した。

 元県警幹部が昨年4月、不正な裏金があったと告発した直後、県警が内部調査に乗り出し、今年4月、「不適正な執行はない」とする結果を発表した。

 これに対し、知事は、報償費を払った協力者について、会計書類に記載した氏名を黒塗りせずに提出するよう要求。県警が拒否したため、6月27日から、今年度の報償費約2300万円のうち未執行分約1600万円の支出を取りやめている。

 この日の会見で、漆間長官は「知事は、今の警察制度が、政治的中立性を担保することで成立しているのをご存じなのか。知事は公安委員会を所轄しているが、警察の運営に介入できない仕組みになっている」と指摘した上で、「協力者に関する文書を見せろと言っているが、これはまさに警察活動全体への介入そのもの」と痛烈に批判した。

 また、「協力者の保護は捜査の大原則で絶対、譲ることは出来ない」とする一方、会計文書の黒塗りについては、「(知事や県の監査委員が)直接、会わないということであれば、(黒塗りは)必要ない」などと妥協の余地があることも示唆した。

(読売新聞)


 私は,この警察庁長官の主張に賛成できない。
 これまで,警察庁は,国家公安委員会という正体不明の緩衝材を利用して政治的圧力を阻むことにより,数々の不祥事を起こしていたことに対して,国民が不信感を抱いているということへの危機感が,警察庁長官にはないのだろう。

 新潟で9年2ケ月も監禁されていた女性が発見されたとの知らせを受けたとき,新潟県警本部長は,先輩と賭けマージャンをしてした。
 こういうことの反省がまるでないまま,声高に警察の政治権力からの自由を解いても,国民の支持を得られるとは思えない。

 浅野知事は,警察権力に対して,知事権力を正面から用いることで人気を博してきた人物であるから,その手法が批判されることもあろう。
 しかし,警察は公金を不正に使用しているとの内部告発が次々と現れる今日においては,浅野知事のような手法のほうを支持することになるのである。

 捜査協力費で支出した費用は,せめて刑事手続終了後は公にされるような仕組みを整えることは,公金を使っている者の義務だと思う。


 追伸 生まれて初めて,1月にわたって日記を書き続けられた。異常気象の原因は私か?
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# by nonnbei871234 | 2005-06-30 00:39 | 時事 | Comments(0)

知事選

 静岡県では,来月24日に県知事選挙がある。



 4選を目指す現職vs泡沫候補数人という典型的な「信任投票」型の選挙である。

 3期12年では短すぎるという現職もどうかと思う。そして,現職は元自治省の官僚だから手堅いのかもしれないが,政治的には実につまらない男である。

 それにもまして,対抗軸がまた情けない。泡沫候補が何人集まっても所詮泡沫候補だ。



 県の選管は「惨めな投票率」になることを阻止するべく,県内の大学に投票の大切さを呼びかけるための映画の上映会を開いているそうだ。

「何もしないよりはいいだろう。」とのことなのだろうが,わざわざ大学生に,こんなことまでしなきゃならないことが,悲しい。



 ただ,投票率が高いことが,いいこととはいえない。旧ソ連なんかは投票率が95%を超えていて,しかもほとんど100%の得票率を獲得する候補者がゴロゴロしていたものだ。

 こんな制度はゴメンだ。だから,棄権の自由というのも保障される必要はあろう。



 私は,今まで1度も棄権したことはなく,公職選挙で22票を投じている(衆・参議員選挙の場合は2票とカウント)。日曜が勤務日になっているときは,ちゃんと不在者投票(期日前投票)に行った。

 私は,いわゆる白票を投じることも多い。



 わざわざ,不在者投票(期日前投票)に行って,白票を投じることに意味があるのか?との疑問もある。でも,せっかくの権利である「投票権」を捨てるのは嫌だが,積極的に支持する候補はいない。そのため,白票ということになる。



 知事選挙のときには,投票所で,自分で開く形状記憶投票用紙を1度折ってみて,本当に開くのかを確かめてみようと思う。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-29 00:36 | 時事 | Comments(0)

何も同じ日にしなくても

今日,98年7月にあった和歌山ヒ素カレー事件(死亡被害者4名)の刑事事件の控訴審判決が大阪高等裁判所であり,林眞須美被告に対して,控訴棄却の判決が言い渡され,和歌山地方裁判所の死刑判決が維持された。

 このニュースは,全国版の新聞の1面で詳しく報道されている。



 今日は,99年9月にあった下関通り魔殺人事件(死亡被害者5名)の刑事事件の控訴審判決も広島高等裁判所であり,上部康明被告に対して,やはり控訴棄却の判決言い渡され,山口地方裁判所下関支部の死刑判決が維持された。

 このニュースは,全国版の新聞では社会面で報道されている。



 その影で,こういう記事が載っていた



 和歌山市の毒物カレー事件で、死亡した高校1年鳥居幸さん=当時(16)=の両親が、治療ミスがあったとして日本赤十字社に5000万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(上田豊三裁判長)は28日、両親側の上告を受理しない決定をした。請求を棄却した2審判決が確定した。
 1審和歌山地裁は2004年、「脈拍や血圧の管理などに過失があった」として、日赤側に200万円の支払いを命じた。
 しかし、2審大阪高裁は今年1月、「医師は必要な診療を尽くした」として、過失を否定。両親側の逆転敗訴判決を言い渡した。 

(時事通信)

 この事件で,患者様が多数搬送された病院では,現場はものすごく混乱したのではないかと思う。多分医師たちも原因を突き止められず,相当に狼狽したと思う。
 そんな中での医療行為に過失責任が問われるというのは酷のような気がする。

 一方で,被害者側としては命を病院に預ける以外にないのに,結果としてそれを守ってもらえなかった無念は察するに余りある。

 最高裁は,これについて審理すらしないということで事件を決着させた。
 審理をしないことの是非もそうだが,何も刑事事件の判決の日に最高裁の決定を出さなくてもよさそうなものだと,ちょっと憤った。

 ちなみに,上告を受理しない場合の最高裁からの決定文って,特別送達という,いかめしいもので届くのかと思っていたら,なんと簡易書留なのだ。キャッシュカードと同じ重みかよって感じだ。拍子抜けだ。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-28 00:34 | 時事 | Comments(0)

OG訪問

文系所属の大学生の就職活動,今はどうなっているのだろうか?



 最近はリクルートルックに身を包み,説明会に長い列を作るなんて光景は目にしなくなったものだ。就職活動もネット全盛期といったところだろうか?



 旦那が大学3年の終わり頃には,毎日山のような求人のダイレクトメールが届いていた。なんなんだこの数はと目を丸くしたものだ。

 旦那の比ではなかったが,私も結構多くの医療法人から新人募集のDMをもらった。

 ただ,私は仲間とはまるで違う就職活動をしたため,就職活動担当の教授から呆れられたものだ。まだ古びた建物だった文部省の庁舎に官庁訪問に入ってみて,アナログ式のエレベーターの階表示なんてものに驚いたものだ。



 私の職場に後輩がOG訪問にやってきたことは3度だけある。

 私は開学1期生なので,OGなどいるはずもない。そのため,OG訪問などしたことはなかった。その分先輩に気兼ねなく生きている。



 OG訪問に来た後輩には,ホンネで話してもらいたいのだが,マニュアル通りの受け答えで,ちっともおもしろくなかった。

 私は採用担当者じゃないんだから,いろいろホンネで話してくれればいいのにね。



 それにしても,大学生人気会社ランキングなんかを見ると,大学生って何もわかってないんだなって思ったりもする。

 恒常的にサービス残業(無賃金強制労働)が続いていると噂が絶えない業界とかが上位にランクされているのは,ホント「なんでだろ」と思う。

 毎年大量採用をしているところは,それだけ離職者も多いってこと。



 OB・OGから,仕事の実態のホンネを引き出すためには,学生もマニュアルだけの受け答えじゃなくて,ホンネで話さないとだめだよ。

 マニュアル通りの受け答えの人に内幕は教えられないよ。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-28 00:32 | 時事 | Comments(0)

再雇用の皆さん

<そごう>心斎橋本店開店で即戦力 解雇の元社員を再雇用

 そごうは9月7日の心斎橋本店(大阪市中央区)の開店に向け、00年12月に旧大阪店を一時閉店した際に解雇した社員のうち51人を再雇用したことを明らかにした。解雇した約560人の約1割になる。即戦力を確保し、本店の営業を早く軌道に乗せるのが目的。大手企業で、解雇した従業員を再雇用するのは極めて異例だ。

(毎日新聞)


 2001年10月に,友達の結婚式に参列し,その夜はホテル日航大阪に宿泊した。
 たしか,ホテル日航大阪の反対側にそごうがあり,閉店していたのを覚えている。心斎橋本店とはそこのことだろうか?
 
 民事再生手続の中で,水島元会長の経営責任が追及され,ワンマン体質は改められたのだろう。
 新そごうが,健全な企業として再出発するに当たり,元従業員を雇用するということに私は賛成だ。

 過度の労使強調路線は,経営者の暴走を労働者が止めることが出来ず,結果として,会社倒産のツケが従業員に回ってくることになる。

 従業員も,労使交渉・従業員持ち株制度等を利用して,経営を監視することが出来る存在であり,現場の意見は説得力を持つものである。

 会社倒産のどん底を見てきた従業員の皆さんには,この経験を糧にして,最高の顧客満足の追求と,会社経営の徹底監視を願いたい。
 それができれば会社は完全に甦るだろうし,できなければ今度こそ会社は姿を消すことになるだろう。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-27 00:31 | 時事 | Comments(0)

予防接種不祥事3

予防接種法で市町村に実施義務があるポリオの予防接種で、乳幼児に誤って期限切れのワクチンを接種する事故が5月中旬から全国で相次ぎ、乳幼児876人が誤接種を受けていたことが25日、分かった。ずさんな管理が共通の原因。事態を重く見た厚労省はワクチンの管理体制や誤接種事故の実態調査に乗り出した。 (毎日新聞)



 今月だけで,こんな新聞記事を紹介することが3度になった。

 実に嘆かわしい。



 結局,予防接種を打つ側に緊張感が全くないのだ。



 有効期限のチェックなんて,バーコード1つで出来るのに,そんなこともしない。



 厚生労働省に行政文書開示請求をして,こういう杜撰な管理をしている市町村の名前を具体的に明らかにしたいと思う。



 行政文書開示請求では「こんなものも今は取得できるのか」と,驚くようなものまで取れるときがある。



 行政文書開示請求をしたくても,したことがないので,やり方が分からないという方は,足跡にその旨を書き込んでください。

 最低限の請求方法はお伝えできると思います。

 私と旦那と旦那の友達で既に100件を超える行政文書開示請求をしています。ですので,請求の仕方,不開示決定に対する不服申立の仕方はだいたい把握しています。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-27 00:30 | | Comments(0)

豹変

看護部勤務のときは,土日仕事の代わりに平日が休みが多かった。

 同窓会などには参加できないが(といっても高校の同窓会は脱会しているし,大学はみんな同じ職業に就いているので同窓会なんてまだ開かれていない。),平日休みというのは,空いているデパートで買い物ができたり,突然新幹線自由席に乗っても,E席に座れたりと結構楽しめるものである。

 ただ,何もする気力が沸かないときは,ワイドショーをダラダラと見ていたりしたこともある。芸能人のスキャンダルがどうのこうのとレポーターが騒ぎ立てるのをばかばかしく見ていた。

 ほんと平日午後のテレビは,やる気がないなーって感じがしたものだ。



 今は,主に,カレンダー通りの勤務なので,ワイドショーを見ることはない。

 ただ,ワイドショー講座なんかを見ると,どうも今は,貴乃花が右や左のテレビに出まくって,自分の主張し続けていたそうだ。



 現役時代の貴乃花というのは,敗因を聞かれると「弱いから負けたんです。」とくだらない答えばかりをしていた。沈黙を守るところがあの横綱のよさだったのだろう。



 今は堰を切ったように,身内のいざこざをベラベラしゃべっているらしい。豹変してしまったらしく,見苦しい限りだ。



 それにもまして見苦しいのは,家政婦という人物があちらこちらに出てきてベラベラしゃべっていることだ。

 人のプライベートの部分に携わる仕事をしている人は,職業上知った秘密は,何があっても漏らしてはならないというのが,共通の職業倫理だろう。

 家庭内の秘密が守れないような家政婦がいたら,家政婦という仕事そのものが成り立たないのではないか。



 病院に勤務していると,嫌でも家庭内の秘密を知ることになる。そして,私らもいろいろ聞かれることもある。そんなときは,全部知っていても「私は知りません。」と言い張る。

 そうでなければ,皆さん病院になんて行けないだろう。



「家政婦だった」という人たちの発言を,公共の電波で垂れ流していてるようなことをしているテレビ局が,局買収の危機に立ったら一転して「公共財」だなんて主張しても,全然説得力がない。

 公共財と主張するのなら,最低限の職業倫理に基づいた放送をするべきだし,こういう放送をするのなら,買収劇で公共財と主張をする資格はない。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-26 00:28 | 時事 | Comments(0)

20歳の献血

タレントの浜口順子(20)が24日、20歳の誕生日記念に、東京・千代田区のアキバ献血ルームを訪れた。この日に20歳になり、献血初挑戦。しかし、2日前に風邪薬を飲んでいた浜口。献血は72時間以内に薬を飲んではいけないため、直前でまさかのキャンセルとなった。「2日前、頭が痛くて…。知らなかったんです」と半泣き。「印象に残る誕生日になったね」と笑う報道陣に「私らしいと言えば私らしい。日を改めてまた来ます」と苦笑いを浮かべていた。

(デイリースポーツ)

 すいません。私は浜口順子ちゃんというタレントを知らないんです。

 でも,20歳の記念に献血は,よく考えたアピール方法だと思う。服薬していて献血できなかったというのは,残念だったと思う。元気なときにしっかり献血してね。

 献血自体は16歳からできるものだ。私の高校にも大学にもときどき献血車が来て,献血を募っていた。
 私は高校生・大学生のときは何度か献血をしたが,就職してからは御無沙汰だ。
 別に献血自体を否定しているわけではなく,ただ単に行く機会がないからだ。

 20歳の誕生日,私は,朝から晩までアルバイトに励んでいた。冬休みだけのバイトの子がモタモタしているのを横目にみながら,バイト2年目で「お局様」の気分を味わっていたものだ。

 皆さんは,何か「二十歳の誓い」を立てたりしたのだろうか?
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# by nonnbei871234 | 2005-06-25 00:27 | 時事 | Comments(0)

予防接種不祥事2

予防接種ミス:同じ注射器、2人に使用か--深谷の小学校 /埼玉

 ◇きょう児童から採血、抗体検査
 深谷市は22日、同市立八基小学校で13日に実施した予防接種で、接種を受けた6年児童(48人)と使用済みの注射器の本数(47本)が一致しなかった、と発表した。1本の注射器で2人に接種したおそれがあり、感染症対策のため23日に児童から採血し、抗体検査を実施する予定だ。
 市保健センターによると、ジフテリアと破傷風の二種混合の皮下注射で、同小保健室で13日午後1時半~2時、児童に接種された。医師2人と看護師2人の計4人が担当し、予防接種終了後、接種児童の体調などを記入した予診票の枚数と使用済みの注射器の本数が一致しなかった。
 市は17日、深谷保健所長や校医ら計7人をメンバーとする第1回事故対策委員会を開き、保護者説明会と抗体検査を実施することを決めた。新井家光市長は「予防接種の看護師を1人増員し、介助と確認業務の充実を図るよう指示した。二度とこのようなことが起きないよう対応していく」とコメントした。


6月23日朝刊 (毎日新聞)



 予防接種の現場とは,こういうものなのだろう。情けなくて嫌になる。



 私は物心がついてから,一切予防接種を受けていない。

学内集団予防接種のとき,前日学校から渡される問診表には「予防接種を受けますか?」との問いに「いいえ」(理由 百害無益である。)と書き,父は実印を押した。

 当然,予防接種のときは,私は教室に居残り漢字の書き取りなどをしていた。



 94年に法改正があり,予防接種は接種義務ではなく,努力義務に改められた。

 ところが,世の中には,いまだに接種自体が義務だと思っている者が多い。



 長野県の中川村なんてところは,村の広報誌で「BCGは接種義務がある。」なんて書いていた。

 仲間が抗議の電話をしたところ,保健師は「BCGは予防接種法ではなく結核予防法で規定されていて,接種義務がある。」と述べたそうである。

 不勉強も甚だしく,激しい怒りを覚える。



 予防接種は,副反応の危険がある。

 しかも,現場では期限切れのワクチンの使用,注射器の使いまわしなど,基本の基本も守られないような事故が相次いでいる。

 このような事情に鑑みれば,予防接種は受けないという判断も,もっと尊重されていい。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-24 00:26 | | Comments(0)

初公判

静岡・店員2人強殺:静岡大生、2女性殺害認める 強盗は争う姿勢--地裁初公判
 静岡市の健康用品販売店で1月、女性従業員2人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた静岡市駿河区,静岡大生、高橋義政被告の初公判が23日、静岡地裁(竹花俊徳裁判長)で開かれた。高橋被告は「2人を殺したのは私です」と、捜査段階の黙秘から一転、殺害を認めた。強盗罪については「強盗するつもりはなかった」と述べた。

 高橋被告は「私が殺そうとしたのは(同店のある建物1階の脳神経外科クリニックの)院長ただ一人だけだ。突入した時点で(女性)2人を捕まえ、院長がいないと聞いた時、口止めのために2人を殺すしかないと思った。殺しただけだと不自然になると思い、金を取ってえん恨だと思われないよう偽装した」と殺害に至る経緯を明らかにした。弁護側は、強盗罪は争う姿勢を示した。

 これまでの調べでは高橋被告の知人女性は同クリニックで治療を受けた後、死亡した。高橋被告は事件前日、同クリニックを訪れていた。

 起訴状によると、高橋被告は1月28日午後5時過ぎ、静岡市葵区新伝馬1の健康用品販売店内で、ともに同店従業員の井本嘉久子さん(当時60歳)と竹内真知子さん(同57歳)の首を刃物で切って失血死させ、店内の現金約6万6000円を奪った。

 検察側の冒頭陳述によると、高橋被告は知人女性が同クリニックの商品(キャンデー)を服用しているのを見て、重病患者の弱みにつけ込み、商品を売りつけていると思い、怒りを覚えるようになった。

 高橋被告は1月30日、参考人聴取の際に暴れ、捜査員に負傷を負わせたとして公務執行妨害容疑で逮捕され、3月10日に強盗殺人容疑で再逮捕された。高橋被告は取り調べに黙秘していた。逮捕後、弁護側は「違法な取り調べがあった」と主張していた。

(毎日新聞)



 旦那は宗教の職にあるのだが,ここに出てくる何人かと親交がある。

 今日,旦那は静岡地方裁判所に傍聴券を求めて並んだ。29席の一般傍聴席を求めて,500人も傍聴希望者が並んだそうだ。旦那は抽選に外れ,裁判所から帰ってきた。

 旦那は,黙秘を貫いた被告人は無実であって,冤罪ではないかと思い,傍聴券を求めて並んだのだ。

 その結果がこれだった。



 今後は,強盗殺人事件なのか,殺人事件なのかという点だけが主に審理され,来年には判決が下されることになるだろう。

 既に検察側からは,死刑求刑との情報が出されている。



 被告人に言いたい。

 キミが行った行為で,誰か1人でも幸せにすることができたのか?

 そして,キミ自身は,この院長を殺すことで幸せになれるとでも思ったのか?

 キミが親しくしていた女性は,キミがこんな凶行に及ぶことを,天国から喜んでくれるとでも思ったのか?



 キミは幸せになるために生まれてきた。しかし,その機会を自ら摘み取った上,多数の方々から幸せを奪った。



 キミを愛してくれたキミの知人のためにも,真実を公の法廷で明らかにした上,潔く刑に服することを望む。



 旦那はかなり動揺しており,今日は仕事にならなかったようだ。

 宗教家とはいっても,生身の人間だから,個人的に許せない気持ちは,いかんともし難いようだ。



 この事件でお亡くなりになったお2人のご冥福を心からお祈りする。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-23 00:33 | 時事 | Comments(0)

どっちもどっち

「どっちがけしからんのですか」。小泉首相が22日の衆院決算行政監視委員会で、民主党の岡田代表に対し、同党が首相の「飲酒問題」を理由に衆院に提出した懲罰動議にかみついた。

 問題の懲罰動議は17日夜に首相が酒を飲み、衆院本会議に出席した、としている。日韓首脳会談の成果をたずねた岡田氏に、首相は「抗議したい」と口火を切り、「17日は酒、アルコールを一滴も飲んでいない」「公党なのにでたらめで無責任」と激しく攻めた。

 岡田氏は、逆に自民党が民主党議員に懲罰動議を出していることを取り上げ、「互いに打ち消して、もみ消そうとする古い自民党のやり方」と批判。これにも首相は「確認もしないで懲罰動議を出して、けしからんけしからん、と言う。どっちがけしからんのですか」と譲らなかった。

(朝日新聞)



 小泉も小泉なら,岡田も岡田だって感じ。情けなさ過ぎる。

 与党と野党の党首が直接論戦を戦わせる場で,酒を飲んだだ飲まないだなんて言い争いをしてどうするんだろうか?日本はそんなに暇なのか?



 党首討論の議事録は,永久に保存されるものだろうから,50年も経てば「21世紀初頭の日本ではこんな子どもの喧嘩みたいな党首討論が行われていた。」なんてバカにされることになるだろう。



 こんなことに関心がある国民がどれほどいるのだろうか?



 政治は演出も必要だ。こんなばかげた演出をしていては,サラリーマンに「増税の痛みを」なんて言っても支持されるわけないだろう。



 小泉は,世襲議員

 岡田も,イオングループの御曹司

 どうも,叩き上げに比べて嗅覚が弱いとしか思えない。

 三角大福中が熾烈な権力闘争していた頃の自民党だったら,こんなばかげた演出はしないんだろうと,思ってしまった。



(写真は三角大福中揃い踏みの組閣写真)

最前列左から

中(中曾根康弘 通商産業大臣) 大の次の次の総理大臣

福(福田赳夫 大蔵大臣)    三の次の総理大臣

角(田中角榮 内閣総理大臣)  当時現職総理大臣

三(三木武夫 環境庁長官)   角の次の総理大臣

大(大平正芳 外務大臣)    福の次の総理大臣



権力闘争を勝ち抜く男たち,一筋縄ではいかない顔つきばかりだ。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-23 00:32 | 時事 | Comments(0)

カラ残業

カラ残業、総額1億2300万円 大阪市最終報告

 大阪市職員のカラ残業問題の実態を調べてきた市会計監理検討委員会(委員長=吉村元志・市収入役室長)は22日、対象となった平成13-16年度分の最終調査結果をまとめた。書類上つじつまが合わなかったり、残業の実態が確認できず「超過勤務の認定を取り消すべきもの」としたのは計46984時間分で、要返還額は計1億2292万円に達した。
 対象職員はすでに、要返還総額の86%にあたる約1億0630円を市に返還。
 同委は、残額についても「七月中をめどに返還を受けるべきだ」としている。
 13-14年度分の要返還額は、5月の中間報告で計約2900万円とみられていたが、疑義のあるものについてさらに精査を進めた結果、700万円あまり増加した。
 市内二十四区役所とその他の部局との要返還額を比較すると、区役所分が全体の84%を占めた。13-14年度分のうち、日々の短時間の残業を「まとめ付け」していたケースが確認されたのは阿倍野区役所だけで、この分の要返還額は計約1580万円。
 カラ残業問題については、弁護士の辻公雄氏を委員長とする調査委員会が、発端や責任の所在などを究明している。

(産経新聞)



 カラ残業などと言うから軽く聞こえるが,要は働いてもいないのに,働いたという書類を捏造して,市から給料相当額を騙し取ったということである。

 虚偽公文書作成,同行使,組織犯罪処罰法違反(組織詐欺)で,関与者全員に刑罰を下してもいいのではないかと思う。



 そして,今回は内部調査なんだから,どうやっても言い逃れができない不正経理が焙り出されただけで,こんなの氷山の一角だって思う。



 しかも,今回の発端は,税務署による税務調査だったはずだ。せめて自浄作用でこういうことが世に出てきて欲しかった。



 私の住む静岡県では,2年ほど前から県庁職員による横領事件が次々と摘発され,業務上横領罪で7名か8名が有罪判決を受けた。県庁とは犯罪者集団かと言いたくなった。

 職員が逮捕された翌日,その財務事務所の横を通ったら,何食わぬ顔で「正しい納税,明るい未来」みたいな垂れ幕が懸かっていた。「誰にとって明るい未来なのか」と,突っ込みたくなったのを覚えている。



「財政再建」その方法のひとつとしては,役人の公費のちょろまかし・無駄使いを発見し,返還させた場合には,「財政再建貢献報奨金」として,返還させた額の10%をその人が貰えるようにすることだと思う。無駄使いのお目付け役がいっぱい増えることになるだろう。



 ギインさんの視察旅行の無駄も全部省けば,随分財政再建が進む。

 だいたい,首長と議会は,みんなそろって視察旅行なんかする共存共栄体制じゃなくて,長野県のように「いつでも対立」の緊張関係があったほうが,首長も議員もしっかり仕事をするというものだ。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-22 00:31 | 時事 | Comments(0)

伊東市長

伊豆半島の東側に「伊東市」という市がある。関東方面の方々は「はとやホテル」のCMで「♪伊東へ行くなら・・・」というフレーズを聞いたことがあると思う。あの伊東である。



 その市では,先日現職の市長が死去して,市長選挙戦が行われた。

 当選した候補の公約はこうだ。



「なぜ怠け者が多くなったのかわからないが、生活保護など切るべきものは切り、援助すべきものは援助・介助をする。」



 あのさ,生活保護を受けている人=怠け者なの?



 生活保護は,自らの生計は自らの努力で維持するという資本主義国家の基本からは確かに外れる。

 でも,それでも生活保護という制度が出来た理由を,この市長は知っているの?

 世の中には,働きたくても働くことができない人,働いても働いても貧しさから抜け出せない人など,たくさんいる。そういう人を助けるために生活保護というのはあるということだ。



 19世紀までの自由主義国家では,生活保護などあるはずもなく,富める者はより富み,貧しき者はより貧しくなっていった。



 貧しき階層の者(庶民)は,どんなに努力しても,普通は富める階層にはのし上がれない(スポーツ選手などが数少ない例外ということになる。)。だから,どんなに努力しても,裕福層の生活にはたどりつけない。

「働けど働けど我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」という生活を庶民に強いて,裕福層は今日も色恋ものにうつつをぬかす。

 洋の東西を問わず,階層社会の末期というのはこんなものだ。



 こういう社会では,庶民の不満が鬱積し,テロや暴動などが次々と起こることになる。

 そして,最後には,多数の犠牲者を出す革命のようなことになる。

 裕福層がテロや暴動や革命から身を守るためには,コマンド部隊を自費で雇わなければならないが,これには莫大や費用がかかることになるだろう。



 だから,富を再分配して貧しき者がより貧しくなることの悪循環を断ち切ることにより,庶民の不満を和らげることは,貧しき者だけでなく,富める者にも必要ということになる。


 所得再分配は各種税制で相当限度実現しているが,それでも貧困から抜け出せない人がいる。その方々を直接救済するのが生活保護だ。



 財政再建は当然必要だろう。しかし,ぎりぎりの生活をしている方々の最低生活をも害するような形での財政緊縮は,後に大きな代償をもたらす危険がある。



 生活保護受給者=怠け者→だから切り捨てるなどと短絡的に考えている市長は,底辺層の現実をしっかり見てほしい。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-22 00:29 | 時事 | Comments(0)

芸術の世界

20日の日経新聞の最終面には,野村克也の妻沙知代との馴れ初めが綴られていた。お化け屋敷に入る気分で読んだのだが,あまりおもしろくなかった。



 それより,5面の「インタビュー領空侵犯」というページのほうが面白かった。

 産業再生機構の専務冨山和彦専務が,今の芸術界を批評したインタビューだったが,

「資質に恵まれた人たちが美術や音楽の難関大学に入ると,専門的で狭い世界に引きこもってしまう。・・・評論家の解説も難しい。芸術家も評論家も大衆の目線から離れ,マーケットを自ら縮小させる悪循環に陥っています。」「今は古典芸術も最初は娯楽だったのです。歌舞伎は大衆芸能だったし,モーツァルトのオペラも浮気話や痴話げんかのような題材が多いでしょう。大衆やパトロンに支持されて,時空を超えて広がったものが古典になる。今から300年後のクラシックはビートルズやアニメの宮崎駿監督ではないですか。」との発言に目がいった。



 まったく同感だ。

 芸術評論家の解説なんて,何を言っているのかが全然わからないことが多い。評論家の評論の解説者が欲しいと思う。

 それに比べて,中島誠之助の「いい仕事してますね。」との評論(?)は聞いていて気持ちがいい。

 後でいろいろ骨董品の解説をしている場面が出てくるが,なんとなく分かった気分になるから不思議だ。

 骨董品のよさなど全く分からない私だが,中島誠之助が骨董を愛しているということはよく分かる。



 芸術の評論家というのは,大衆が芸術を鑑賞して幸せだって思える要素を提供する存在じゃなきゃいけないと思う。

 そして,その評論家も芸術家も,その芸術を愛しているってことを,大衆に分かるように表現して欲しい。



 子どもにひたすらバイエルを弾かせることが芸術ではなく,歌いたい曲を弾かせることのほうが芸術なんだろうと思う。そのほうが楽しみも沸くだろうな。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-21 00:28 | 時事 | Comments(0)

看護大学

萩国際大学が民事再生法の手続開始を申請するとの記事が載っていた。「崖っぷち大学」として,知る人ぞ知る大学だった同大学だが,ついに万策尽きたという感じだろうか。

 80年代後半から雨後の筍のように,たくさんの「大学」ができた。

 バブル最盛期の頃は,「国際化」という言葉がトレンドだったらしく国際関係学部なんていう学部が多数設けられた。

 90年代後半は,今度は「看護・介護・福祉」との言葉がトレンドになった。

 全国には多数の看護大学看護学部が設置され,その結果看護短大は次々と消えていった。

 萩国際大学は,国際大学から,保健福祉分野に重点を置いた大学になるのだという。

 流行の後追いといったところだろう。



 看護大学が雨後の筍のように出来た今,大卒の看護師も多くなってきた。

 20年前,看護学部がある国立大学は千葉大学ぐらいだったそうだから,この20年で異常なペースで増えたことは間違いない。

 心配なのは,大学がそんなに増えたところで,それに見合った教員が確保できているのかということである。まず確保できていない。

 看護学は医学とは似て非なる学問である。だから,医師がそのまま看護学部で教壇に立てるほど楽ではない。

 一方,永年看護師として働いてきたから看護学を教えられるというほど甘くもない(実技指導はできても,理論的説明に窮することになる。)。

 最近の看護学部大増設の話を聞くにつれて,教員の質の不安を感じる。



 看護師は,大学・短大・専門学校のどれを出ても,国家試験の受験資格が与えられる。

 当然1番授業料が高いのは私立大学で,公立看護専門学校の10~20倍ぐらいの学費を払うことになる。

 それでいて,内容が専門学校と同じというのでは,学費を払っている親御さんが可哀想だ。



 写真はどこかの看護専門学校の戴帽式の様子。誤解されていることが多いのですが,公立看護大では戴帽式もナイチンゲールの誓いの言葉の斉唱も普通はありません(あったとしても,私は出ませんけどね。)。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-20 00:27 | 職場 | Comments(0)

たかだかリーマン

NASAが,火星の夕焼けの画像を公開した。

 うーん,夕焼けは青いのか。驚きだ。



 そして,太陽がちっちゃいなー。

 火星から太陽を見るとこんなに小さいんじゃ,海王星あたりから太陽を見るとどんななだろうなんて考えてしまう。



 小児科では,七夕のときに患者様の「将来の夢」を短冊に書いて飾るのだが,男の子は「プロサッカー選手」「宇宙飛行士」「医者」なんてのが多い。

 でも,宇宙飛行士になっても,火星に行って「火星から見る夕焼けは青かった」なんて言葉を発することは,さすがに無理だろう。

 無人探査機で十分調査できるところを,わざわざ危険を冒して人間が行く必要もあるまい。



 一方,女の子の将来の夢では「お菓子やさん」「保育士(保母)」「看護師」が多いようだ。

 看護師は,連日嫌がる子を抑え付けて注射をしたりするので「私は将来あんな鬼みたいな仕事には就きたくない」と毛嫌いされているのかなとも思うのだが,それでも,なりたい仕事の上位にランクされるのはありがたい。



 私が小児科にいた3年前のこと,A君の短冊には「サラリーマンになりたい。」と書いてあった。随分現実的な夢なんだなと思ったのだが,本人はご機嫌斜めである。

 そこで私が「将来なりたいのは違うの?」と聞いたら「僕は『レーサー』になりたいって言ったのに」と怒っていた。

 急いで短冊に「パリダカレースで優勝するレーサーになりたい」と書いたところ,ご機嫌が直った。

 後に,短冊を書いた後輩に「全然違っていたよ」と言ったところ,後輩は「だってA君は『たかだか,リーマン』って言うから『サラリーマン』って書いたんだけど。」と言う。

 「パリダカレーサー」と「たかだかリーマン」。

 確かに聞き間違えるかもしれないなと爆笑したものだ。



 A君は2年生になっているはずである。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-19 00:14 | 時事 | Comments(0)

最果ての常備薬


友達が,気象庁に情報公開請求して,日本の最東端「南鳥島」での常備薬を調べてくれた。

 これが,これが常備薬です。



軟膏類

ムヒ

オイラックス

ハイ-べチックUゼリー

クロロマイセチン軟膏

オロナインH軟膏

キップハイロールHi



内服感冒薬類

ノーシンホワイト錠

バッファリンA

ナロンエース

レスタミンUコーワ錠

パブロンS

新プレコール顆粒

エスファイトゴールド



内服胃腸薬類

大正漢方胃腸薬

太田胃散A

新三共胃腸薬

ワカ末錠

正露丸

正露丸トーイA



目,喉,歯薬類

明治Gトローチ

イソジンうがい薬

新今治水

新ロート



湿布薬類

冷えピタ超冷却ジェル(冷却シート)

サロンパスA

バンテリンコーワ1.0%スプレー

パテックスID



外傷治療薬類

キンカン

マキロン

イソジンS消毒薬

オキシドール

新キズドライ



医療用品類

虫除けスプレーサラサラリ

ハイネット

網包帯

抗菌伸縮包帯

ハクジュウエースタイ

ネット包帯3点セット

ニチバンサージカルテープ

脱脂綿

ホームコットン

マスコットン

ガーゼ

白十字眼帯

三角巾

綿棒

絆創膏

貼るキズあてパット

エアーサロンパス

コールドスプレー

サクロベルト

電子体温計

ピンセット



 まるで「我が家の救急箱」です。こんな薬品だけで,最果ての地で気象観測をしている皆様,お疲れ様です。

 くれぐれもケガには気をつけてくださいね。

 不測の事態が起きないことを心から祈っています。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-18 00:13 | その他 | Comments(0)

交流戦

 プロ野球で初めて実施されたセパ交流戦が,18日で全日程を終了する。

 雨の中の横浜vsオリックスは,ビジター側に観客がほとんどおらず,日経新聞に「無観客試合」と揶揄されたほどだったが,どのチームもそこそこに観客も集められたようだ。



 そして,今年の交流戦のチャンピオンはロッテということになった。



 そのロッテ,海浜幕張駅にこんな広告を掲示していたのだそうだ。



3月 開幕戦直前



「パ・リーグの主役,3月までご苦労様でした」



「地元ファンのためにも,初勝利はぜひ仙台でどうぞ」

「あなたたちがあれこれ話題を作っていた頃,ボク達は黙々とカラダを作っていました」

「ささやかながら黒星をプレゼントさせていただきます」


「東北に春が来るのはおそい」

「バッター全員祝砲の用意は万全です」

「この爽快な勝利の味は・・・まるで,ロッテグリーンガム!」

「楽天ファンの皆様へ,ビターな思い出を贈ります(ガーナブラックチョコレートをヨロシク)」



5月 交流戦直前



セ・リーグファンの皆様へ

「ため息をつくときはフラボノガムを忘れずにね。」



セ・リーグファンの皆様へ

「マリーンズ・ファンクラブのお申し込みは,駅前のマリーンズボールパークにて。待ってるよ。」



マリーンズの選手たちへ

「『交流』ってたしか,『打ち負かす』って意味だよね。」 



マスコミの皆様へ

「今なら人気でも,セに勝てるんじゃない?」



マスコミの皆様へ

「注目されるのって,やっぱり気分がイーネ!」



にわかメジャーファンの皆様へ

「本物のベースボールを,私たちがお見せしよう。」



 私は,この広告は肯定的に見ている。この程度の自信・挑発・宣伝は,楽しみたい(3月の広告は楽天と合意ができていたそうである。)。



 プロスポーツ競技では,観客の野次というのは,ある程度は許容されているんだろう。

 横浜球場で種田がライトを守っていたときなんてライト側までせり出している巨人ファンから「がに股で守ってろ」なんて野次が盛んに飛んでいた。私は,それを聞いて笑ってしまった。

 言われている本人も,雑音にしか聞こえないらしい。その程度の心臓がなければ,プロとして失格なんだろう。

 まして,球団レベルでは,この程度の挑発は愛嬌だろう。



 基本的に判官贔屓の私なので,今年は是非ともマリーンズに日本シリーズに出てもらいたいと思う。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-18 00:12 | 時事 | Comments(0)

歴史教科書

<日韓共同研究>「歴史教科書」テーマに 首脳会談で提案

 政府は7日、年内開始に向けて準備する日韓有識者による第2次日韓歴史共同研究について、両国の歴史教科書の検証を初めて研究テーマに取り上げる方針を固め、韓国側と調整に入った。20日にソウルで開催予定の日韓首脳会談で、小泉首相が盧大統領に伝える見通し。

 第1次日韓歴史共同研究は02年5月から今年3月まで3年間行われた。日本の植民地支配に至る日韓併合条約の有効性の解釈などをめぐって両国の意見が対立したため、両論併記のまま今月1日に報告書が公表された。町村信孝外相は4月の日韓外相会談で、韓国側からの研究継続要請を受けて、第2次共同研究を実施する考えを表明した。
 歴史教科書の研究は、全体委員会である「歴史共同研究委員会」の下に専門分科会を設置して行う方針。両政府は今後、具体的に研究対象とする両国の教科書や研究方法について調整する。

 歴史共同研究をめぐっては、韓国側が「日本の歴史認識の是正」を狙い、歴史教科書を新たな研究テーマにするよう求めてきたのに対し、日本側は「教科書の編集権は出版社にあり、政治介入できない」と拒否してきた。しかし日韓関係の悪化を受け、外務省と文部科学省が水面下で対応策を協議。「教科書の記述に反映させない範囲内で教科書の記述を研究する」(政府筋)まで譲歩し、韓国政府と調整を始めた。
 一方、韓国の歴史教科書についても、政府内からは既に「植民地支配下の日本の弾圧を過度に記し、反日感情をあおっている」(外務省首脳)との批判が出ていることから、研究テーマとし、歴史認識の相互理解を深めたい考えだ。【高山祐】

(毎日新聞)

 例えば,プロ野球の巨人阪神戦で阪神が10-0で巨人に勝ったという記事でも,巨人側に立った記事と阪神側に立った記事では,まるで構成が違うのは間違いない。「巨人打線がちぐはぐ。投手陣も浮き足立ち痛打くらう。」「タイガース巨人を投打に圧倒。楽勝」なんて(ちなみに私は横浜ベイスターズファンです。)。

 社会科学が二面性を持つのは当然のことだ。

 1つの選挙だって,当選した者と落選した者の評価はなるで違うだろうし,裁判で勝訴した側からは「歴史的な勝訴判決」,敗訴した側からは「汚点を残す不当判決」ということになる。

 当然歴史だって,様々な評価が成り立つ。ナポレオンは英雄なのか侵略者なのか。ヨーロッパでも評価は真っ二つである。

 その歴史を統一的に評価しようということに無理がある。

 私は,愛国心を声高に叫ぶ今の文部科学大臣のような人物を全く支持しないし,日本が過去に行ってきたことを「他国も同様のことを行ってきたのだから,子どもに教える必要はない」との考え方も支持しない。
 まして,従軍慰安婦という言葉はあの当時なかったのだから,教科書に載せるのはおかしいなどという主張は,絶対に支持できない(そんなことを言うのであれば,「旧石器時代」「縄文時代」「弥生時代」との言葉は,その時代には使われていなかったのであるから,教えられないことになるし,「元寇」も教えられなくなる。)。

 でも,だからといって,日本と韓国との間で当事者同士で話しあって,歴史認識を統一する必要もあるまい。
 どうしても統一するというのであれば,両国と利害関係が等しい中立の第三者の意見を参考にすべきだ。そうでなければ,互いに互いの立場を言い合うだけになってしまい,いたずらに互いの民族主義を煽ることになってしまう。

 韓国のメディアの論調などは,日本との歴史摩擦になると,みんな一本調子となる。あちらのほうが問題ではないかと思うのは,やはり私が日本人だからだろうか。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-17 00:10 | Comments(0)

玉穂町というところ

医療ミス:ポリオの集団予防接種、期限切れワクチン投与--玉穂町 /山梨

 玉穂町が今月3、10の両日に行った子供へのポリオの集団予防接種で、有効期限が切れたワクチンが使用されていたことが15日分かった。町健康福祉課によると、担当職員が確認を怠ったためという。町は同日、保護者を戸別に訪問し謝罪と事実説明を行った。「冷凍での保管状況などから健康に影響はないと思われる」と話している。


 同課によると、予防接種は町健康管理センターで行われ、3カ月から7歳6カ月までの子供計122人が接種を受けた。そのうち3日の全42人と10日の19人に、有効期限が5月15日で切れたワクチンを接種した。
 13日に同課職員が報告書を作成していた際、ワクチンの箱を確認し気づいたという。ワクチンは同センターで冷凍保存され、接種の際に同町職員が期限を確認して取り出すことになっている。
 同課は「確認のマニュアルを作成し、必ず2人以上でチェックすることを徹底する」と話した。

6月16日朝刊 (毎日新聞)



 玉穂町というところは,町のHPで予防接種を「必ず」接種しましょうと広報している町である。

 私らは,「必ず」という言葉は,強制を意味するあるいは連想させる表現であるから,使用を慎むべきではないかと,何度も抗議をしてきた町である。

 ところが,玉穂町は,私らの抗議を受けても,これをどこ吹く風で黙殺し続けてきたところである。



 必ず受けましょうと言われて予防接種に行ったところ,期限切れのワクチンを接種されたのでは,たまったものではない。



 予防接種は,それ自体極めて危険な行為なのである。ところが,世の中では予防接種が福音であるかのような風潮がある。

 そのような風潮が生まれるのは,予防接種の本当の怖さを知る機会がないからだ。

 だから,あたかもスタンプラリーのよう子どもに予防接種を受けさせることこそが善であり,予防接種を受けさせないことが悪であるかのように言われるのである。



 予防接種の本当の怖さを知らないから,接種の際に有効期限をチェックするという基本中の基本を怠ることになる。

 保存しているワクチンにバーコードを貼り,それを接種時に読み取るなんてことは,全然難しくないのに,そんなことさえ行わない。



 そして,こんなことをしておきながら,冷凍保存の状態が良好だから多分被害は起こらないなどと強弁する。



 予防接種は決して福音なんかではない。

 そのことは何度でも声を大にして言いたい。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-16 00:08 | | Comments(0)

人権

中国語ブログに「自由」なし?=マイクロソフトも検閲に協力

 日記風の簡易ホームページ「ブログ」の中国語サイトで、「自由」「デモ」などの言葉の使用を禁止する動きが広がっている。以前から米グーグルやヤフーが中国政府のブログ検閲に協力していると批判されてきたが、ソフト最大手の米マイクロソフトも検閲を実施していることが14日までに明らかになった。
 マイクロソフトは先月、中国政府との合弁企業を通じて、中国版ブログの作成サービスを開始。そのブログサイト上で、「民主主義」「人権」「台湾独立」など、抗議行動や治安悪化を連想させる用語を入力すると、「禁止語を削除してください」と表示される。 

(時事通信)

 こういうニュースを読むと,中国と比較した場合,日本が成熟した民主主義国家だと実感できる。
 日本では,国家の基本理念を批判する自由も保障されている。だから,民主主義を否定するような言論も認められている。ありがたいことだ。

 それにしても,「人権」という言葉を使うことが許されないというのは,どういうことなんだろう。

 中国では改革開放路線が定着して以来,貧富の格差が激化している。その格差も半端ではない。
 貧困に苦しむ内陸農村部では,暴動なども頻発しているようだ。
 そんな国で「生存権」なんて持ち出したら,それこそ大変なことになるということか。


 また,多民族国家では,完全な自由な言論は,民族主義者による煽動で,民族虐殺のようなことが起きたり,分離独立運動を招くこともある。

 でも,いつまでも情報操作で人民を支配することには無理がある。
 「人権」という言葉ぐらいは自由に使えないと,鬱積した不満のエネルギーが爆発したときが怖い。
 こういう不満は,テロリズムに親和的であるからだ。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-15 00:07 | 時事 | Comments(0)

福知山線

JR福知山線脱線事故で、JR西日本は14日、不通となっている同線宝塚―尼崎間について、19日に営業運転を再開することを正式に発表し、再開時の運転ダイヤを国土交通省近畿運輸局に届け出た。事故現場などで制限時速をダウンさせ、ダイヤにも遅延に対して柔軟性を持たせた。


 同社は、事故から55日ぶりとなる運行再開について、「安全運転確保の取り組みについて、遺族や被害者から一定の理解が得られた」としているが、さらに説明を徹底したいという。


 同社は、運転再開に向けて、新型自動列車停止装置(ATS―P)を整備し、国交省に安全性向上計画を提出、ダイヤなどを見直した。同線に乗務する全運転士計510人の習熟訓練も18日に終了することから、乗客が比較的少ない日曜日の19日を再開初日に決めた。

 事故現場を含む同区間で、カーブの制限時速を70キロから60キロに、直前の直線も120キロから95キロに引き下げ、新たなブレーキポイントなどを示す標識20枚を新設した。

 ダイヤ上のゆとりである余裕時分も、すべての快速電車に25秒~3分15秒設定、事故を起こした快速の所要時間は同区間で「17分55秒」と1分30秒延ばした。

(読売新聞)



 JR福知山線のうち,尼崎-宝塚は昨今は大動脈である。19日に運行が再開されることは,これまで不便を強いられてきた利用者の皆さんにとっては,不便が解消されることになるだろう。



 今後,あの大惨事に遭遇してしまった皆さんが,再びあの現場を通るときに,阿鼻叫喚の現場の光景が突然よみがえってパニックに陥ったりしたりしないか,とっても心配だ。

 暫くの間は,尼崎・伊丹などの主要な駅に,精神ケアの専門家を配置してもらいたいと思う。



 また,複数の選択肢が用意されているものを取捨選択する場合には「安全性>有効性>経済性」という視点を大切にしてほしいと思う。

 安全であること,これは他のすべてのサービスに優先する。



 信楽高原鐵道列車衝突事故・尼崎列車脱線事故と,2度も大惨事の当事者となった西日本旅客鉄道株式会社が,「二度あることは・・・」とは絶対に言われないことを心から願う。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-15 00:05 | 時事 | Comments(0)

愛知万博

愛知万博に行かれた方は,結構いらっしゃるのだろうか?



 私は愛知万博に行っていないし,行くつもりもない。



 35年前に大阪万博が開かれたときの様子を色あせしたカラー映像で見ると,もの凄い数の観客に圧倒される。



 今,日本でどんなイベントをしたとしても,あれだけの人数を集めることはもはや不可能だろう。それだけ価値観が多様化したし,情報も様々なところから取れるようになった。

 35年前,月の石が「そう説明されなければ『ただの石ころ』にしか見えない」なんていう批判は,新聞紙の読者投稿欄にちょろっと載るかどうか程度のものでしかなかったのだろう。

 だから,政府・マスコミの「感動,月の石がこの目で見られる」なんて宣伝文句に踊らされたのだろう。



 でも,今は「マンモスの牙を見た。だからどうしたんだ。」という書き込みを個人がネット上で行える時代になった。

 そして,展示物を見たところで「一生の想い出」になんてならない。

 今でも「一生の想い出は大阪万博で『月の石』を見たこと」なんて答えている人がどれほどいるのだろうか?私は聞いたことがない。



 それと,私は宮崎アニメにも興味がないので,アニメに出てきた家を再現されても関心がない。



 それに,博覧会協会というところの姿勢も気に入らない。食中毒を防止するという口実で,弁当持ち込み不可としておきながら,総理大臣に再考を求められると一転してOKを出すその姿勢は一体何なんだ?

 本当に観客の健康を維持するためなら,総理大臣が何と言おうと突っぱねるべきだ。

 そもそも,つくば博・花博などで観客が持ち込んだ弁当が原因で大量食中毒なんてなかったのに,突然食中毒を持ち出すあたりは,いかにも怪しい。

 協賛企業との間の力学が真の原因なのに,「観客の健康のため」などと恩着せがましいことを言うなと言いたい。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-14 00:04 | 時事 | Comments(0)

試験結果

我々は,小学校から高校までは,文部科学省が作成した教育指導要領に基づき,全国でおおむね似通った教育を受けてきている。これがいいのか悪いのかについては議論の余地もあるだろうが,出生地は選べないのだから,均等な教育を受けるというのは,いいことなのだろう。



 一方,大学というのは,質の均等化は全く保障されていない。私は看護学部卒なのだが,看護学部の場合には,卒業直前に看護師国家試験があるから,それに合格する程度の内容の教育を施さなければならないという基準が大学にあるので,一応の均質性は確保されている。医学部・歯学部・薬学部・獣医学部などもそんなものだろう。

 ところが,文科系になると,質の均等化なんてものは全くない。旦那は法学部卒だが,憲法では天皇の講義が半分近くを占めていたという。どうも教授が天皇制の研究者だったらしい。



 私の出た大学では,一般教養を涵養するという趣旨で,専門外の授業から24単位を取ることが必須だった。同級生がちゃんと24単位を1年生のときにクリアしているのに,私は12単位も落としたのだから,随分出来の悪い学生であった。高校時代の谷が深かったため,大学1年のときの楽しさは天にも昇る気分だったので,ハメを外しすぎたのが原因である。

 落とした科目は,①西洋文学概論 ②法学 ③数学である。人文科学分野・社会科学分野・自然科学分野から見事に1つずつ落としたことになる。

①西洋文学概論は,ひたすらカミュの作品をボソボソと解説し続けるという全く興味が沸かないものだった。途中から授業に出ず,試験対策も取らなかったので,当然不可となった。

 翌年はこれに代わって,中国文学という講義が開かれたが(看護大レベルでは文学の専任教授はおらず,近くの大学から出張して講義するので,結果的にいろいろな講義が開かれていた。),こちらはおもしろかった。孫子の兵法の授業は予習までしてしまった。そして毎回のように授業後教授を捕まえては質問をした。30分以上も質問したこともあった。この教授は毎回丁寧に解説をしてくれた。

当然翌年は「優」だった。



③数学は,何を言っているのか最後まで全然わからなかった。「りんご5つとみかん3つを足しても,8つにはならない。5つと3つのままだ」なんてことを1年間続けていた。試験問題は「数の美しさについて感じたことを述べなさい。」ってのだった。授業に出ていた子たちは,何を書いてほしいのかが分かっていたらしくみんな単位をもらえたが,私はわからないままだったので不可だった。

 翌年は昆虫学というのを取ったが,こっちはおもしろかった。その教授はゴキブリほど合理的な生き物はいないとの信念(?)を持っているらしく,ゴキブリの偉大さをおもしろく講義していた。試験は「病院でゴキブリを発見したときに,最もスマートに退治する方法を説明せよ。」というものだった。こちらも「優」だった。



②の法学は,看護学部の学生にひたすら「国際法」を教えるという意味のない授業だった。安全保障理事会がどうのこうのなんて,教えてどうするんだって感じである。試験問題など覚えていない。

 翌年は社会学というのを取ったが,こっちもどうしようもなく退屈だった。良妻賢母の意識だかなんだかを教えていた。

 ただ試験問題は「看護婦と看護士の呼び方が違うことについて思うことを述べよ。」というものだったので,思いっきり書かせてもらったら「優」だった。



 結果的に,私の大学での成績は,専門外分野は全部「優」ということになっている。

 終わりよければすべてよしということだなー
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# by nonnbei871234 | 2005-06-13 00:04 | 職場 | Comments(0)

嗅覚

 青山学院高等部の入学試験の英語問題で元ひめゆり学徒の証言を「退屈」と記述した問題に対し、ひめゆり平和祈念資料館の本村つる館長ら元学徒5人が10日午後、糸満市伊原の同館で会見を開いた。本村館長は青学高の作問姿勢を批判し、問題文中の「彼女は(中略)話がうまくなっているのが分かった」の部分に対し「わたしたちは話しづらい体験を語っている。許せない」と憤った。
 本村館長は、青学高への憤りと元学徒を励ます電子メールが送られてきていることを説明。大村修青山学院高等部長(校長)からも「じかに謝罪したい」と電話があったことを明らかにし、出題者にも同席を求める考えを示した。
 大村部長は13日午前、資料館を訪れ謝罪する予定で、「おわびし、おしかりを真摯に受け止めたい」と取材に答えた。
 会見には、本村館長のほか、津波古ヒサさん,島袋貞(よし)子、前野喜代さん、宮城喜久子さんが出席。本村館長は「感想は多種多様だが、入試に出題し、子どもに答えを求め、出題者の考えで正誤を決めるのはおかしいし、許せない」と批判。「戦争を起こしてはならない、次世代に体験を語り継がねばと頑張ってきた。今の人が戦争と体験者の証言をこの程度しか考えないとは非常に怖い。どのような考えで出題したのか説明を聞きたい」と怒りをにじませた。
 島袋さんは「未来永劫の平和を求める『ひめゆりの心』で語ってきたし、伝わっているという自信はあったが…。わたしたちの心が分からない人に戦争の悲惨さ、平和、命の尊さをどう伝えればいいのか」と沈痛な表情。津波古さんは「今までやってきたのは何だったのか」と憤る一方「わたしたちの伝え方が悪かったのか。もっと工夫しなければならない」と述べた。

(琉球新報)

 私は46都道府県は行ったことがあるが,まだ沖縄県には行ったことがない。当然ひめゆり平和祈念資料館を訪ねたこともない。なので,直接話を聞いたことはない。

 一般に,被害者が被害体験をどんなに熱く語っても,それに関心がない人には,つまらない雑音にしか聞こえないものである。
 関心がない人に関心を向けさせるだけの演説能力があればよいのだが,そういう能力がある人は稀有である。
 そんな能力があれば,その人はジバン(地盤,後援会組織)カンバン(看板,知名度)カバン(鞄,選挙資金)がなくても,政治家になれる。

 今回,入試問題を作成した青学高校の教諭は,元学徒の方々の語りを聞いていて本当に退屈だったのだろう。そして,本音を漏らしたのだろう。
 本音をこのホムピーに漏らすのは大いに結構だが,それを入試問題に出すとなると話は別だ。受験生は絶対にそれを読まされるだけでなく,出題者の意図に沿った回答を出すことを強制されているからだ。
 出題者としては,ひめゆり学徒隊の設問なのに,その体験が否定的に書かれているという意外性を設問にして,英語の読解能力を試そうとしたのかもしれない。
 しかし,そんな出題をすれば,袋叩きに遭うことぐらい嗅覚でわかりそうなものだ。
 いくら,高校にも一定限度で学問の自由+教育の自由があるといっても,高校入試という場ににそんな自由を持ち出して,世の中から批判を買う冒険をする必要があるとは思えない。そういう自由は権力者に対して行使すべきものである。

 そんな嗅覚を失うほど,今の日本は平和ボケになっているのだろうか?
 平和であることがどんなにありがたいことなのかを,もう1度きちんと考えないとダメだと,つくづく思う。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-12 00:01 | 時事 | Comments(0)

住基ネット

今は,自分の住民票を他の市区町村役場で取ることができる。私も実際に秋田市役所で私の住民票を取ったことがある。

 たしかに便利ではある。しかし,住民登録は自分の住んでいる市区町村にするものであり,わざわざ他の市区町村役場に申請する必要性はさほど高くない。

 私が秋田市役所で住民票を取ったのは,たまたま秋田出張が早く片付いて,市役所に寄る時間があったため,ついでに取ったのにすぎない。



 国は,全国の市区町村を住基ネットでつなぐために,400億円もの費用をかけた。その恩恵が現段階ではこの程度なのだという。

 その一方で,我々の個人情報が,全国どこの市区町村役場からでもアクセスできるのであるから,個人情報漏洩の危険は格段に高くなった。それなのに,不正に情報にアクセスした公務員への処罰規定はないのだという。

 社会保険庁職員による江角まき子や国会議員の年金未納の記録の覗き見が明るみに出ても,国は「漏洩の危険はない。」と述べている。ここまでくると,宗教だろう。



 だいたい,国が「こういう制度ができて国民の生活も便利になるから」との理由で,国民に一律で利用を強制するというのは,その前提自体が間違っている。

 比喩的に言えば,雑種の小型犬を飼っている国民に対して,国が「犬は純血種でしかも強いほうがいいから」との理由で,土佐犬を強制的に与え,国民が「土佐犬に咬まれたら大変だからいらない。」と言っても「土佐犬は本来大人しいものだから安心だ。」としか説明しないようなものだと思う。



 国が「国民生活が便利になる。」と説明して何かの政策を行うときには,それを鵜呑みにせず,疑ってかかることは絶対に必要だ。真の狙いは別のところにあることが多いからだ。



 静岡では今「静岡空港」を建設中で,反対派の地主の所有する土地を強制収用する手続に入っている。静岡空港なんて出来ても,就航する便があるのかどうかすらわからないのに,そんな空港をどうしても作るのだという。理由は県民の利便性が飛躍的に向上するからだという。実際は,空港を建設することに利権があるのだろう。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-12 00:00 | 時事 | Comments(0)

いじめ

山口県の高校で,生徒が別のクラスの教室に,手作りの爆弾もどきを投げ込み,生徒数十名が怪我をするという痛ましい事件が発生した。

 重傷の生徒さんもいるとのことであるが,全員1日も早く快復してほしいと思う。



 加害少年は,何故こんな凶行に走ったのだろうか。動機の解明は今後の司法手続で明らかになるものであり,即断は禁物だが,いじめの存在を臭わせるような学校関係者の発言もある。



 仮に,加害少年がいじめに遭っており,それを恨んでこんな凶行に及んだのであれば,行為は許せないものの,その気持ちには同情できる。



 私は高校2年の冬から,クラスのほとんど誰とも話をしないまま授業打ち切りまで過ごした。永ーい1年3ヶ月であった。こんなに苦しい思いをして高卒の資格を取らなくてもいいのではないかと何度も思ったし,みんなを殺して私も死ぬなんてこともよく考えた。

 でも,そんなことをせず,何事も起こさずに卒業してよかった。

 神様は,私に地獄の1年3ヶ月を与えた後に,天国を与えてくれた。



 この高校生も,あと半年頑張れば,そんな苦悩から解放されたんだと思う。高校生がどんな将来を希望していたのか知らないが,進学するにしても,就職するにしても,少なくとも環境は高校とは異なっただろう。



 ネットで,爆弾の作り方などを探しに行かず,今の苦悩を打ち明けられる場を探しに行って欲しかった。

 そうすれば,結果は大きく違っただろう。
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# by nonnbei871234 | 2005-06-11 23:59 | 時事 | Comments(0)