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海外の常識は日本の非常識

香港 28日 ロイター] インフルエンザや新型肺炎(SARS)などの呼吸器系ウイルスの感染を予防するには、薬よりも手洗いやマスクの着用といった物理的な方法が効果的との可能性を示す研究結果が明らかになった。
 国際的な科学者チームが、51の研究結果を精査。所見を英医学会会報で発表した。
 研究チームでは「山のような証拠は、ワクチンや抗ウイルス薬がインフルエンザの感染を予防するのに不十分であることを示した」として、国の流行病対策プランはより簡単で安価な物理的手段に重点を置くべきだと提言している。
 同チームによると、手洗いやマスク、手袋、ガウンの着用はそれぞれが呼吸器系ウイルスの感染予防に効果的であり、それらを組み合わせることでさらに予防効果が高まるという。



 こういうニュースって,なぜか日本では流れないんだよね。

 日本では,一旦「効果があるとの証拠が不十分」として廃止になったインフルエンザの予防接種が,65歳以上には効果があるとして公費負担が復活している。



 公費負担が廃止になっていた時期は,「インフルエンザ大流行」なんてニュースがどんどん流れていたし。



 産官学連携の大キャンペーンのもと,国内では『早めにワクチンを』とか言われているが,外国にまでは,ロビイ活動ができていないということだろう。



 この際,マスクメーカーあたりに大キャンペーンを張ってもらいたいものである。



 そういえば,今年は,うちの病院で「予防接種を受けるかどうか?」という調査票,受けない理由を書く欄はなくなっていたし,私の名前はそもそも書かれていなかったな。
by nonnbei871234 | 2007-11-28 10:08 | 予防接種
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