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意地の張り合い

 裁判って,同じ時間に何件もの事件が指定されているのである。



 で,その場で順番を決めて,裁判を始めるのである。

 だいたい,簡単に終わる事件から進めていく。

 1番簡単に終わるのは,被告が欠席している事件で,ものの1分ほどで終わる。

「原告は訴状を陳述しますね。被告は欠席で,連絡もありませんね。では弁論を終結します。」と裁判官が言って終わりである。



 昨日は,私が担当している事件の前に1件事件が入った。

 なので,私はそのまま傍聴席で前の事件を見ていた。



 原告の請求金額は157円と利息

 それに対して,被告も反訴を提起し,52円と利息の返還を求めている。



 裁判官はしきりに,「お互い債務なしで和解できませんか?」と言っていたが,原告も被告も「妥協の余地はありません。」と仲良く同じことを言っていた。

 裁判官は諦めて,判決を前提にして訴訟を進めるから,いついつまでに証拠を提出するようになんて言っていた。



 何があったのか分からないが,157円対52円

 裁判所も暇じゃないんだから,何とかならないものだろうか?
by nonnbei871234 | 2007-07-27 20:02 | 日常
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