前にもちょっと書いたが,看護師の採用が今年は「バブル」状態である。
採用人数を見せてもらうと,私が就職活動をした頃よりはるかに多い。こんなに就職楽だったかなって思うぐらい売り手市場である。
うちでは,看護部の管理職が,かなり危機感を持って採用に当たったことから,既に推薦だけでおおかたの入職を確保したようである。
残りは公募だが,公募者はやはり少ない。
大学生・専門学校生だと,国公立の大病院志向が強いのも仕方がない。
この私ですら,指導教官から「西日本のある大規模国立病院か関東地方のある市立病院なら推薦状出してあげるよ。」と言われ食指が動いたものである。
今の職場は,大学の就職求人票で偶然見付けたところで,地縁・血縁・同窓会関係など全くない。
だから,好き勝手なことができるのかもしれないが。
ところで,中途採用もかなり活発なようだ。
どこで情報を仕入れてくるのか知らないが,私の実家のほうにも,看護師の転職や再就職をあっせんする会社からのDMが結構来ている。
この前,ちょっと実家に立ち寄ったときに,条件を見てきたが,条件悪すぎ。
わざわざ,夜勤がたっぷりになって,給料が半額になって,人間関係を1から作らなくてはならない職場に転職するバカはいない。
ただ,他の勤務先の条件を見るのも,なかなかおもしろいものである。