うちの病院では,看護部所属の者の最高ポストは,理事(副院長,ストラップは紫,ナースキャップは太線3本)である。ただ,副院長ポストは常設のポストではない。
常設のポストのトップは看護部長(ストラップは赤紫,キャップは太線3本)である。
その下が副看護部長(ストラップは赤,キャップは細線3本)で,副看護部長は最高4人まで置けることになっている。
私は,3年前のクーデター人事で,平(ストラップは桃色)から,一気に理事扱いに昇格したのだが,その際,副看護部長2人を退職させた。
その空席補充をしなかったため,私の給料相当額が捻出できたようである。
ただ,上2人が退職して「次は私が昇進よ」と思っていた師長格の方々にとっては,不満たらたらの人事だった。
私だって,52歳(勤続30年)の師長職にあって「そろそろ昇進よ」と思っていたら,27歳(勤続5年半)に抜かれたら,やる気がなくなるだろう。
まあ,私の場合は,事務部に出向の上の昇進だから,看護部管理職が持つ権限は持っていない(師長以上の職にあると,主任及び平の人事を行えるのだが,私は人事権を持っていない。また,出勤日程調整などの権限も持っていない。)。
13日に,理事会が開かれて,そこで秋の人事が上程された。
看護部に関する人事で理事会の決裁が必要なのは,師長以上である(副師長以下は,看護部の自治ということになっていて,法人理事会は関与しない。というか,理事は看護師人事に興味がない。)。
今回は,師長人事は降格希望の方もいて,結構動いた。でも副部長に昇格する人はいなかった。
そうしたら,ある師長とその取り巻きが,公然と私の解任を要求してきた(私が昇格したときに,もう少しで諭旨解雇となる危険があった師長である。)。
私が出世の邪魔と感じたのだろう。
相手は,「業者から接待を受けている」など,いろいろと私を解任すべき理由を言っているが,事実無根の理由ばかりで,困ったものである。
私は3年間,一度も業者の接待など受けたことがない(業者が置いていくクリアファイルや3色ポールペンぐらいはもらったことがあるが,これも接待か?)
この期に,お手並み拝見といきますか。