群馬県桐生市と栃木県日光市足尾との間に「わたらせ渓谷鐵道」という鉄道が走っている。
旧国鉄足尾線を引き継いだ路線で,車窓からの眺めはいい。
首都圏にお住まいの方には,安近短の旅行にお勧めしたい。
この「わたらせ渓谷鉄道」,私は旧姓時代に1回乗っていたのだが,今の苗字になったのも何かの縁だと思い,乗ってみた。
車輌は,レトロ調の塗装が施してあるが,1989年製造ということで,かなりくたびれている。私の持っている携帯電話のカメラではよく写っていないものの,あちらこちらから「剥げ」が起きているが,その上から塗装が施されている。
この写真は,終点の間藤という駅から300mほど歩いたところ。
昔は足尾本山という貨物駅があったのだが,今は使われていない。
線路はまだ残っているが,ここを旅客・貨物列車が通ることはもうないだろう。
足尾の山の望む。
足尾銅山から排出された有毒な排煙で,まだまだハゲ山が多い。
緑化再生計画は行われているようだが,その歩みは遅いようである。
ところで,終点間藤駅から適当な距離のところに「花の渡良瀬公園」というのがあるらしい。
行ってみたかった。
それと「1万円で,1年間わたらせ渓谷鉄道乗り放題」という「わたらせ夢きっぷ」は9月で発売が打ち切りになるそうです。
赤字対策に貢献できなかったのかな。