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白衣だと驚かれるのかな

不動産の所有権者が誰なのかというのは,基本的には法務局にある登記簿に記録されている。

 特定の不動産の所有者が誰なのかを知りたいときは,法務局に「登記記録全部事項証明書」というのの交付を申請すると,交付される(A4版1枚で1,000円もする。ボッタクリである。)。

 今の登記記録全部事項証明書は,コンピュータ化されており,随分読みやすくなった。

 でも,まだ全国でコンピュータ化されたわけではなく,全国の1~2割程度は,登記用紙という紙に記載され,申請すると「登記簿謄本」というコピーが交付される仕組みになっている(B4版1枚で1,000円もする。ボッタクリである。)。

 登記簿謄本は,場合によっては明治時代からの不動産の所有者が全部載っている。農地解放で不在地主から土地が取り上げられたことなんかも載っている場合がある。
 昭和50年代頃からの登記は,タイプライター・次いでワープロで記載されているから,まだ読める。
 でも戦前の頃の登記は,毛筆で書かれている。また字が汚い場合も多くて,何が書いてあるのかよく分からない場合も多い。

 今日,その登記簿謄本を見ながら,抵当権設定登記申請書を作成していた。
 そしたら,出入りの業者さんから,「お姉ちゃん,登記簿読めるの?」と小ばかにされた。
 「はい,なんとか」と答えておいた。

 司法書士の資格持っているんだもん,登記簿が読めなくてどうすんだ。

 そろそろ,私の職場での服装考えなきゃならんなー。

 緊急で看護に入ったのなんて,2年半で1度だけだからなー
by nonnbei871234 | 2006-05-23 21:21 | 職場
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