<耐震偽造>ヒューザーが18自治体に139億円賠償提訴
耐震データ偽造事件に絡み、建築主のヒューザー(東京都大田区)が30日、建築確認の際に姉歯秀次元1級建築士の偽造を見逃したのは自治体の責任として、東京都、横浜市など18自治体に総額約139億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。一方、提訴には約2000万円の印紙代がかかった。被害住民からは「そんなに金があるなら住民に配分すべきだ」と怒りの声が上がり、提訴された自治体も「言語道断。本末転倒だ」とあきれていた。【武本光政】(毎日新聞)
本当に訳が分からない行動である。
裁判を受けるのは権利だから,裁判を受けたければ受ければいい。
でも,その主張が全然分からない。
いったい,どんな取り巻きが,こんなことをさせているのだろうか?
それにしても,139億円もの損害賠償って,ヒューザーが,どんな損害を受けたのだろうか?
こんなことを比較材料にさせてもらっては失礼だが,尼崎の列車脱線事故でJR西日本が支払うことになる損害賠償でも,全部で150億円にならないだろう。
それほどの被害をヒューザーが蒙ったというのか?
だったら,どうして国土交通省の人間と会合なんて持っているんだ?
堀江といい,小嶋といい,目立つことに意義を持つ人間には,辟易する。