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玉穂町というところ

医療ミス:ポリオの集団予防接種、期限切れワクチン投与--玉穂町 /山梨

 玉穂町が今月3、10の両日に行った子供へのポリオの集団予防接種で、有効期限が切れたワクチンが使用されていたことが15日分かった。町健康福祉課によると、担当職員が確認を怠ったためという。町は同日、保護者を戸別に訪問し謝罪と事実説明を行った。「冷凍での保管状況などから健康に影響はないと思われる」と話している。


 同課によると、予防接種は町健康管理センターで行われ、3カ月から7歳6カ月までの子供計122人が接種を受けた。そのうち3日の全42人と10日の19人に、有効期限が5月15日で切れたワクチンを接種した。
 13日に同課職員が報告書を作成していた際、ワクチンの箱を確認し気づいたという。ワクチンは同センターで冷凍保存され、接種の際に同町職員が期限を確認して取り出すことになっている。
 同課は「確認のマニュアルを作成し、必ず2人以上でチェックすることを徹底する」と話した。

6月16日朝刊 (毎日新聞)



 玉穂町というところは,町のHPで予防接種を「必ず」接種しましょうと広報している町である。

 私らは,「必ず」という言葉は,強制を意味するあるいは連想させる表現であるから,使用を慎むべきではないかと,何度も抗議をしてきた町である。

 ところが,玉穂町は,私らの抗議を受けても,これをどこ吹く風で黙殺し続けてきたところである。



 必ず受けましょうと言われて予防接種に行ったところ,期限切れのワクチンを接種されたのでは,たまったものではない。



 予防接種は,それ自体極めて危険な行為なのである。ところが,世の中では予防接種が福音であるかのような風潮がある。

 そのような風潮が生まれるのは,予防接種の本当の怖さを知る機会がないからだ。

 だから,あたかもスタンプラリーのよう子どもに予防接種を受けさせることこそが善であり,予防接種を受けさせないことが悪であるかのように言われるのである。



 予防接種の本当の怖さを知らないから,接種の際に有効期限をチェックするという基本中の基本を怠ることになる。

 保存しているワクチンにバーコードを貼り,それを接種時に読み取るなんてことは,全然難しくないのに,そんなことさえ行わない。



 そして,こんなことをしておきながら,冷凍保存の状態が良好だから多分被害は起こらないなどと強弁する。



 予防接種は決して福音なんかではない。

 そのことは何度でも声を大にして言いたい。
by nonnbei871234 | 2005-06-16 00:08 | 予防接種
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