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セピア色になれば輝く

>1995年の阪神大震災。当時の村山富市首相は、震災直後こそ「初動が遅い」と批判されたが、その後、決断力があり、霞が関の信頼も厚い小里貞利氏を災害担当相に大抜擢し、「責任はすべて私が取る」といって全権を与えた。私心を持たない村山氏がトップにいたことで、官邸と霞が関、県が一体となって危機に立ち向かった。(zakzak)

 1995年当時,こんな評価されていたか?
 我が家の本棚には,95年に出版された阪神・淡路大震災のときに出版された本が結構残っている(緊急出版で,わけの分からない本が多く,大部分は廃棄した。阪神・淡路大震災,地下鉄サリン,戦後50年を無理やり結び付けようとして破綻していた本などは,今思えば残しておけばよかった。)。

 当時出版された本で,私心のない村山富市が首相だったのでよかったなんて論調はほとんどない(私が読んだことがなかっただけかもしれないが)。
 国会で「なにぶん初めてのことで」と答弁し,批判されたことは載っていたが。

 結局,どんなことでも,時間が経てば,いろいろ評価が変わっていくということか。

 30年ぐらいしたら,「11年の大震災のときは,菅さんだったからよかった。首相として東電を怒鳴り飛ばすぐらいの気概がないとダメ」なんて言われるのかな?
by nonnbei871234 | 2011-04-02 18:48 | 時事
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