佐賀県に続き山梨県でも,本来は交通反則手続(青切符)で処理すべき交通違反を刑罰処理(赤切符)していたと発表した。
この報道で,免許停止処分は取り消されることや免許停止処分を受けた者に対する講習料が返還されることは伝えられている。また,罰金も返還されるなんて報道もなされている。
でも,赤切符は刑事処分で,処分を出したのは簡易裁判所だ。
そして,罰金は検察庁に納められている。
警察が間違っていたといっても,それを是正するためには,警察だけでは是正できないはずで,裁判所で,再審又は非常上告が必要なはずだ。再審なのか非常上告なのかは,今はよく分からないけど(旦那の本棚に行って刑事訴訟法の本で探してきます。)。
その上で,国庫から罰金が還付されることになるはずだ。
結局,警察・区検察庁・簡易裁判所が揃いも揃って間違っていたということになる。
検察庁も裁判所も何をやっているのだろう?
裁判官の目は節穴か?