図書館で「かくして冥王星は降格された 太陽系第9惑星をめぐる大論争のすべて」
という本を借りてきた。
科学的な論拠について記載した本ではなく,冥王星が惑星から降格される前後のアメリカ市民からの反応などがいろいろ書かれていて,笑えた。
冥王星は,ひとりのアメリカ人がアメリカのために発見した,真に由緒あるアメリカの惑星である。
あなたは,小さな子どもや小人は人間ではないとおっしゃるのでしょうか?もちろん,そんなことはおっしゃらないでしょう。人間とはどういうものかについて通常の基準とは少し違いますが,それでも子どもも小人も人類に分類されています。冥王星は惑星ではないというのは,小人あるいは子どもは人間ではないというようなものです。
2000円を出して買うほどの価値は感じないが,図書館で借りて読むのには十分な価値がある本だった。