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2匹目のドジョウを夢見ていたのかしら?

 18日には衆議院議員総選挙が公示される。これから12日間,ひたすら名前だけを連呼し,選挙用自動車から白手袋をした手が振られる日々が来る。
「○○,○○です。頑張ります。あと一歩です。宜しくお願いします。」って言われてもね。

 病院の周りは,選挙用自動車がマイクを使用するのを自粛する不文律がある。
 市議会議員選挙のように,選挙用自動車がウジャウジャ走っているときでも,病院の前は声を出さないで走り去っていく。
 市議会議員選挙は4月にあるので,春の陽気に誘われて外で昼食を摂っている時など,無言で手だけ振って去っていく選挙用自動車を見るのだが,あれは結構不思議な感覚になる。

 ところで,自民党が比例代表候補者の順位を発表した。さっきHPを見たが,順位までは掲載されていなかった。まあ,夕刊には載るだろう。

 比例東京ブロックで,「小泉チルドレン」の代表格の猪口邦子は順位24位とされ,立候補を断念したとの報道があった。
 その行動は,情けなくなるばかりだわ。

 いくら4年前の勢いはないといっても,自民党から立候補し比例単独1位となれば,どの選挙区でも当選は確実だ。立候補する人は誰だって当選したいわけだから,誰だって「比例単独1位」になりたいだろう。
 だから,おいそれとは単独1位になんて,なれるはずがない。
 比例単独1位をもらいたければ,自民党の現執行部に自分を売り込んで信頼を勝ち取るとか,地方議会関係者に根回しをするとか,そうする必要があるだろう。
 でも,猪口がそういうことをしたという話はトンと聞かない。都議会関係者などと関係がうまくいっていないと報道されていたぐらいだし。
 だとすると,当然比例単独1位は困難なことぐらい,容易に想像が付くものだ。
 どういう根拠と自信があって,比例で優遇してもらえると思ったのか,その根拠がほんと分からない。

 比例で優遇される見込みがなく,このままでは当選できない。でもこれからも衆議院議員として,全国民のために働きたいという強い信念があるのなら,全然縁もゆかりもない選挙区に飛ばされようが,自民党を除名されようが,どこかの選挙区から出馬すればいいと思うのだが,そういうことをする様子もない。

 なんか,甘すぎるんじゃないの?
by nonnbei871234 | 2009-08-18 01:06 | 時事
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