新人看護師は,5月になると夜勤デビューを果たすことが多い。
その新人を洗礼するかの如く,病院に纏わる怪談話を教え込む悪い先輩がいる。
これは,普遍的ないじめのようだ。
私は幽霊というものを全く信じないからいいが(幽霊が存在するのであれば,死刑制度はその基盤を失うはずなのだが。被害者が加害者を呪い殺せばいいだけの話だから。),幽霊を信じる子たちには,かなりの心的ストレスを与えることになる。
数年前には,幽霊話で心的ストレスを受け,仕事を続ける自信がなくなってしまったと,新人さんが退職してしまうということがあり,それ以降うちでは,幽霊話をすることをパワハラの1つに例示している。
でもなくならないんだな。これが。
今年もそういう洗礼をした報告が上がったらしい。
教え込んだ先輩には、上司から注意がいったらしいが、上司も昔は怖い話を後輩に伝承した過去を持っている。
自分のことを棚に上げて叱るのは、上司としてしてはいけないことだわね。
結果、幽霊の話なんてすると、ろくなことにならないということか。