徳島市の全小学校で,新型インフルエンザを警戒して,修学旅行を延期したとのニュースが出ていた。
ここまで来ると,50年後の笑い話を一生懸命作り上げているとしか思えない。
まあ,徳島市の教育委員会のお偉方は,ある意味,情報に忠実なんでしょう。
60分のニュースのうち,トップニュースで20分もインフルエンザのニュースを流していれば,恐怖感も倍増だろう。
ここで,修学旅行を強行して,感染者が出て,小学生100人がホテルに1週間も監禁されたら大変なことになるだろうと考えることも無理かなぬところがある。
最近「若年者感染が心配」とか言い出しているWHOの動きも要警戒だ。
若年者にインフルエンザ感染が増えるから,この際集団で予防接種をなどという動きになる危険性がある。
この夏に「冷やし中華始めました。」の張り紙よろしく,「新型ワクチン始めました」と病院の壁に張り紙が張られ,大挙してワクチン接種者が出るんだろう。
そして「子どもの来院者が少ない。新型ウイルスは若年層に危険。だから学校で集団接種を」となるような動きだ。
予防接種反対派にとっても,正念場だな。