社会では,派遣従業員の切り捨てがたくさん行われているようだ
01年に多くの国民が支持し,05年の衆議院総選挙で圧勝をもたらした「小泉改革」の負の部分が一気に噴き出しているような感じだ。
こんな不安定な雇用状況の下で,「少子化対策担当」の特命大臣がいるということ自体が不思議なものだ。
そんな厳冬雇用が嘘のようなのが,看護師の雇用だ。看護師リストラ,派遣看護師期間前解雇なんて話は聞かない。
私は高校時代は工学部を希望していた。国立の前期も後期も工学部を受験した。で,どっちも落ちた。
開学1年目でセンター試験を課さない公立看護大学に願書を出してしまった(願書は私が書いたのだから,私の自己責任だなー)ため,「滑り止めが母校になる。」で公立看護大学に進学した。
そんな消極的理由で看護学部に進んだのだが(入学当時は「大学出て看護婦になってどうすんの?」と言われていたし,今の職場で私は大卒第1号だが,今では大卒も随分増えた。),ほんと,仕事にあぶれる心配はない。
雇用危機はまるっきり対岸の火事だ。
でも,「自主的に」辞職する人は,やっぱり多いな。この根付きの悪さは何とかせねば。